駄菓子屋の定番玩具「ようかいけむり」「おばけけむり」が販売終了へ。
駄菓子屋に置いてあるおもちゃの定番として人気のあった、小林商店が製造する「ようかいけむり」及び「おばけけむり」が現在の市場流通分をもって販売終了することが明らかとなりました。
第一報はこちらです!
「ようかいけむり」「おばけけむり」とは、カードに付着した薬を指先に塗り、指を着けたり離したりを繰り返すことで白い煙が出てくるという仕掛けが施されたグッズで、10円から30円で遊べる手軽さから子供から大人まで幅広い人気を誇っていた商品。製造元の小林商店によると、製造者の高齢化により事業の継続が難しくなったため、このたびの販売終了を決断したとのことです。
「らあめんババア」も8月末をもって販売終了。
また、よっちゃん食品工業が展開するラーメンのスナック菓子「らあめんババア」が、8月末をもって販売を終了していたことが明らかとなりました。
8月末で販売終了となりました。
ベビースターラーメンなどと並び、ラーメン系の駄菓子として人気を博していた「らあめんババア」。よっちゃん食品工業によれば、新型コロナウイルスの感染拡大により原材料が高騰、さらに製造体制への影響があり、他の主力商品の製造に力を注ぐため、このたび「らあめんババア」の販売終了を決定したとのことです。なお、同時に「けんこうカムカムするめ足」なども販売終了になったとのこと。
「くるくるぼーゼリー」「のむんチョゼリー」も9月出荷分をもって販売終了。
さらに、東豊製菓が製造していた「くるくるぼーゼリー」「のむんチョゼリー」「まぜまぜくん」が9月をもって販売終了することが明らかとなりました。現在の在庫分をもって終売となります。
9月で販売終了となります。
うず巻き状の長細い容器でお馴染みの「くるくるぼーゼリー」。昭和生まれ世代であれば見覚えのある外見のこのゼリーですが、東豊製菓によれば、製造するための設備が老朽化し、仮に設備を刷新してもその投資分を回収できるめどが立たないことから、このたび販売終了を決断したとのことです。なお、同社が製造する「ポテトフライ」シリーズは好評のため、こちらの設備は増強していくとも語っています。
「うまい棒」はチキンカレー味の販売が終了。
駄菓子の販売終了ラッシュが続く中、駄菓子の代名詞ともいえる株式会社やおきんの「うまい棒」のチキンカレー味が、7月生産分をもって販売終了となりました。
販売終了となったチキンカレー味。
2000年に販売が開始され、人気フレーバーのひとつとして存在感を示していた「チキンカレー味」ですが、味のラインナップをリニューアルするにあたり、チキンカレー味の生産終了を決定したとのことです。なお、やおきんではチキンカレー味に負けない新たなフレーバーの開発に意気込んでおり、新味に期待が持てそうです。果たしてどんな味のうまい棒が登場するのか?注目しておきましょう!
このように、昭和~平成~令和という時代の流れの中で生まれては消えていく駄菓子。我々の思い出が詰まった駄菓子が消えていくのはなんとも寂しいものですが、その一方で新たな駄菓子も生まれています。久々に駄菓子屋に足を運ぶことで、新たな発見があるかもしれませんよ!
「らあめんババア」はこちらで購入出来ます!
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