1960年代~1970年代に流行したダイエット
痩せ薬

「ミニスカ」が大流行した1960年後半~1970年代はとにかく激痩せしたい!という女性が増加。
そのため、強力な痩せ薬に手を出す女性も多く危険なダイエットをする人が続出しました。
紅茶キノコ

特殊な微生物で出来たゲル状のものを砂糖と紅茶に漬け2週間発酵させて飲むという方法です。
ダイエット以外に、美しい髪や肌を作ったり免疫力を向上させる効果があると言われています。
りんごダイエット・ゆで卵ダイエット
1980年代には「りんごダイエット」「ゆで卵ダイエット」流行。
りんごやゆで卵は低カロリーでお腹いっぱいになれて値段も安いことから流行しました。
一定期間、ひたすらりんご(ゆで卵)のみを食べ続けるダイエット。
りんごもゆで卵も体重はかなり減りますが、とにかく飽きます。
また、1980年代はこれまでよりもさらにダイエットに励む女性が激増したためダイエット食品も多く販売されるようになりましたが、りんご、ゆで卵ダイエットのように極端な食事制限をする人が増えたため、同時に拒食症、過食症などの摂食障害が社会問題になりました。
ぶらさがり健康器

1970年代後半に流行した「ぶらさがり健康器」
ぶら下がることで背筋が伸び猫背を解消、ぽっこりお腹も引っ込む!という一大ブームを巻き起こしたダイエット法です。
しかし、その後は洗濯物干しに降格…という家庭もかなり多かったようですね。
「ミコのカロリーBOOK」
1970年代に歌手の弘田三枝子さんが出版した「ミコのカロリーBOOK」が大ヒット。
当時はまだダイエット本は少なく、現代のようにダイエット方法をインターネットで気軽に調べる…なんて事はできなかったためこの本で「カロリー」という言葉が広く知られるようになりました。
1980年代~2000年代始めに流行したダイエット
エアロビクス
テレビ番組でエアロビが放送されていたため「やったことがある!」という人も多いかもしれません。
80年代は健康ブームということもあり、ダイエットではなく健康目的でエアロビを始める人も多かったようですね。
カラフルなレオタード姿が印象に残っています。
寒天ダイエット
空腹を感じた時に寒天を食べるという置き換えダイエットの一種です。
食物繊維も豊富なため便秘解消効果も期待出来ます。
黒酢ダイエット
現在はダイエットよりも健康維持の目的で飲んでいる人も多い黒酢ですが、1990年代に「黒酢は効率よく代謝アップ出来る」と流行していました。
唐辛子ダイエット
「辛いものを食べると痩せる」と注目され、得に唐辛子を食べる事で体温が上がり新陳代謝が活発になる=痩せると若い世代から大人気のダイエット方法でした。
寄生虫ダイエット
「寄生虫」という言葉だけでも十分気持ち悪い…と思う人も少なく無いと思いますが…
「寄生虫ダイエット」とはその名の通り特定の寄生虫を体内に入れるダイエットです。
寄生虫を体内へ入れる事で脂肪燃焼効果を活発にするのだとか…
恐ろしい…
骨盤矯正、歪み直し
骨盤の歪みを治す事で痩せやすくなると話題になったダイエット方法。
歪みを治す事でぽっこりお腹の解消や姿勢を正す事で代謝がよくなると言われています。
DHCダイエット

DHCのサプリメントやプロテインなどが流行しました。現在もDHCのダイエット商品は数多く販売されていますね。
朝バナナダイエット・夜トマトダイエット
「朝バナナダイエット」は毎朝バナナを1~2本食べるダイエット方法。
「夜トマトダイエット」は毎夕食事時に一緒にトマトを2~3個食べるダイエット方法です。
りんごダイエットのように「りんごしか食べられない」というものではないので緩やかに体重が減りますがやっぱり飽きます。
ビリーズブートキャンプ
一大ブームを巻き起こした「ビリーズ・ブート・キャンプ」
7日間という短期間で確実に痩せられる!ということと、隊長がちょくちょく励ましてくれるのがちょっと嬉しいトレーニングで大人気でしたね。
ちなみに「令和版 ビリーズブートキャンプ」も発売されています。