ファミコンソフト北斗の拳3概要
人気漫画「北斗の拳」を題材としたファミコンソフト第三弾が「北斗の拳3」となっています。
正式名称は「北斗の拳3新世紀創造 凄拳列伝」で、1989年10月に東映動画より発売されたRPGゲームです。
東映動画からは「北斗の拳」「北斗の拳2」が発売されていましたが、いずれも横スクロールのアクションゲームでした。
北斗の拳・北斗の拳2は【昭和】に発売されていますが、北斗の拳3は【平成】に発売されています。
旧作との違いは年号だけではありません。
平成に突入してリリースされた北斗の拳3はアクションゲームから一変し、※当時大人気だったRPGゲームへとジャンルを変えて話題を呼んだ作品となっています。
※・・1988年にドラゴンクエストⅢが発売され、店頭に並ぶ社会人などがニュースで報道されるなど、ファミコン・RPG人気が絶頂期を迎えた
北斗の拳3プレイ動画
新しくRPGゲームとして生まれ変わった北斗の拳3とは、どんなゲームだったのでしょうか。
百聞は一見に如かず。
まずはyoutubeにアップされているプレイ動画をご覧ください。
【1999年せかいはかくのほのおにつつまれた】
お馴染みのフレーズから始まる北斗の拳3ですが、プレイ画面を見ても判るように大人気RPGの某作品と非常に良く似たゲーム内容となっています。
思い切ってゲームジャンルを変えた北斗の拳3の評判や、実際の売り上げがどうだったのかを紹介していきます。
北斗の拳3に関する評価・評判や売り上げ
ファミコンソフト「北斗の拳3」に関するツイートをまとめてみました
ゲームの進化と共に目が肥えた現代のプレイヤーから見ると、クソゲーと評する意見もありますが原作アニメを模したキャラデザインやBGMには高い評価をする声もあります。
また、ファミリーコンピュータMagazineの読者投票では30点満点中21.15点を獲得しており、当時のゲーマーからもある程度評価されていた事が伺えます。
そんな北斗の拳3はどれくらい売れたのか気になりますが、初代「北斗の拳」が累計150万本とミリオンヒットだったのに対し、北斗の拳3は売上ランキング圏外となっており、正確な売上本数は判っていません。
少なくとも、初代を超えるメガヒット・・とはならなかった事だけは確かです。
北斗の拳3の良い点・悪い点を考察
一見すると、ドラ〇エの劣化版RPGとも思える北斗の拳3ですが、オリジナリティ溢れる要素もいくつか存在します。
逆に、北斗の拳ファンだからこそ「それはどうなの?」と突っ込みたくなってしまう要素もあります。
ここからは、筆者なりの北斗の拳3に関する良い点と悪い点を考察して紹介していきます。
北斗の拳3の良い点
●耳に残る戦闘BGMは全4種類!
北斗の拳3では、通常の戦闘BGMとは異なるBoss専用BGMが使われていました。
筆者もプレイした事があり、下記で紹介している中Boss戦のBGMは今でも聞くと懐かしさを憶えます。
●迫力のある画像
原作やアニメでも北斗の拳は力強いタッチの画風が特徴的です。
北斗の拳3でも、戦闘画面で表示されるキャラクター画像は良くできていてファンも納得のクオリティとなっています。
●ストーリーの再現度