【伊東四朗】コメディアン・役者として現役で活躍!プロフィール・出演作品まとめ

【伊東四朗】コメディアン・役者として現役で活躍!プロフィール・出演作品まとめ

人相が悪く、怖いという印象が先行する伊東四朗さん。しかし、コメディアン・役者としての活躍ぶりは目覚しく、数々のギャグや電線音頭の流行は社会現象にもなりましたね。そんな伊東四朗さんの半生や出演作品を紹介していきますので、ぜひ記事をご覧になってください。


幅広いジャンルで活躍されている伊東四朗さん

伊東四朗さんのプロフィール

伊東四朗さんの経歴

生い立ち

公立の商業高校を卒業すると就職するため、多くの企業・会社の面接を受けますが、人相の悪さが原因でなかなか就職先が決まらなかったそうです。1958年、ようやく早稲田大学の生協職員として採用されます。当時から観劇が好きだったようで、空いた時間ができると、様々な劇場に足を運んで舞台を楽しんでいました。

コメディアン・役者デビュー

劇団『笑う仲間』は仲違いが原因で、数ヵ月の活動で解散。新たに劇団『石井均一座』として再出発することになりました。このタイミングで伊東四朗さんや財津一郎さんも加わり、いよいよコメディアン・役者としての道を歩み始めるのでした。

てんぷくトリオの結成

しかし、戸塚睦夫さんと三波伸介さんのスケジュールが合わず、ステージ営業ができないタイミングでは伊東四朗さんに代役を依頼して、三波伸介さんの偽者となって急場を凌いでいたそうです。
1960年代になると、三波伸介さんが失踪。伊東四朗さんは、偽者の三波伸介さんとしてステージに立ち続けなければならない状況に陥ります。失踪した三波伸介さんは一年程して戻ってきましたが、その代役をしていた期間に伊東四朗さんはキャバレーの従業員と仲良くなっており、ステージ営業も人気になっていました。
三波伸介さんの復帰に関して、伊東四朗さんとの交代というかたちは避け、芸能事務所にはトリオを結成したという話で通したと言います。お客様への説明も、「本当の三波伸介」「本当は伊東四朗」と話してユニークなものになりました。
改めてトリオとして活動するようになり、『三波戸塚伊東トリオ』『ぐうたらトリオ』など名称を変えながら、最終的には『てんぷくトリオ』に落ち着きます。トリオとしてテレビ出演するようにもなり、世間からも『てんぷくトリオ』が認知されるようになりました。
劇団『石井均一座』が解散したタイミングで、三波伸介さんは個人としても芸能活動するようになり、自然と伊東四朗さん・戸塚睦夫さんもピンで活動する機会が増えていきます。
1973年、戸塚睦夫さんが43歳の若さで死去。『てんぷくトリオ』としての活動は苦しくなりますが、伊東四朗さん・三波伸介さんのお二人は『てんぷく集団』を名乗り、『てんぷく』の名称を引き続き使用しました。ただ個人としての活動もしていたお二人は、次第に独立して活躍するようになります。

電線マンとしての活躍

『ずん』『ニン』『どーかひとつ』といったギャグを連発するも、いずれもヒット。当時は多くの子供たちがベンジャミン伊東のギャグを真似していました。子供が熱狂したことでPTAなどの保護者団体の反発も強くなり、ムーブメントは次第に収束に向かいます。
1982年、52歳の若さで三波伸介さんが死去。報道陣にマイクを向けられると、「温かいものだから死んだ気がしなくて…」と話し、葬儀では号泣する姿が見られました。

役者・タレントとしての活動

コメディアンやタレントと並び、俳優として、シリアスな役も演じてきた伊東四朗さん。
しかし、自分自身をあくまで”喜劇役者”だと認識しているようで、お笑いといった要素にも強いこだわりを見せおり、テレビ番組への出演が多い伊東四朗さんですが、1990年代からは舞台役者に回帰するような活動もされています。
2004年には一度きりの予定で、『伊東四朗一座~旗揚げ解散公演』を上演しましたが、当日券を買い求めるユーザーは多く、その翌年にはリクエストに応えるかたちで『伊東四朗一座~急遽再結成公演』を上演しています。2006年・2007年は公演されなかったものの、2008年以降は年に一回の舞台公演が行なわれるようになりました。
その他にも舞台公演を積極的にしており、現在も伊東四朗さんは幅広く活躍されています。

伊東四朗さんの主な出演作品

テレビドラマ

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舞台 ギャグ

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