【訃報】昭和～平成期の大作曲家・服部克久さん死去。
昭和～平成期を代表する作曲家として活躍した服部克久さんが、6月11日に心不全のため東京都内の病院で亡くなっていたことが明らかとなりました。83歳でした。
第一報はこちらです！
服部さんは1936年、東京府生まれ。作曲家・服部良一を父に持ち、幼少期より音楽に関する英才教育を受けてきました。大学卒業後の1958年よりテレビ番組の音楽制作に携わるようになり、フジテレビ「ミュージックフェア」など多数のテレビ番組や映画、アニメなどの音楽を担当。さらに谷村新司「昴-すばる-」の編曲など、編曲家としても活躍しました。そんな長年の功績が認められ、近年は日本作編曲家協会（JCAA）の会長などを務めていました。
昭和生まれなら聞いたことがあるはず！服部克久さんの楽曲の数々！！
テレビ番組の音楽に加え、アニメ「トム・ソーヤーの冒険」、映画「劇場版 世紀末救世主伝説 北斗の拳」、福島・新潟競馬場のファンファーレなど、様々な音楽を世に送り出してきた服部さん。ここではそんな服部さんが手がけたテレビ番組の音楽について、少しだけ振り返っておきましょう。
ミュージックフェア（オープニングテーマ）
ザ・ベストテン（テーマ曲）
クイズ100人に聞きました（テーマ曲）
日曜特集・新世界紀行（テーマ曲「自由の大地」）
カノッサの屈辱（オープニング&エンディングテーマ「夕陽」）
いかがでしたでしょうか？代表作ともいえる「ミュージックフェア」や「ザ・ベストテン」をはじめ、他にも「わくわく動物ランド」のテーマ曲、「とんねるずのみなさんのおかげでした」のエンディング、「あっぱれさんま大先生」 のエンディングなど、我々昭和生まれにとって馴染みの楽曲を多数手がけてきた服部さん。彼の生み出した音楽は今でも輝きを失わず、今後も人々に愛され続けていくことは間違いありません。ご冥福をお祈り申し上げます。
