チャゲ&飛鳥「誘惑のベルが鳴る」
チャゲ&飛鳥が1985年に発表したシングル「誘惑のベルが鳴る」。「オンリー・ロンリー」との同時発売で、「誘惑のベルが鳴る」がオリコン最高位44位・売上1.4万枚、「オンリー・ロンリー」が最高位42位・売上1.8万枚と、いずれも低迷しました。なお、このシングルを最後にワーナー・パイオニアとの契約が終了、翌1986年にはキャニオン・レコードから「モーニングムーン」を発表し、スマッシュヒットを飛ばすこととなります。

TM NETWORK「金曜日のライオン (Take it to the Lucky)」
TM NETWORKが1984年に発表した記念すべきデビューシングル「金曜日のライオン (Take it to the Lucky)」。発売当時は全くヒットせずオリコンにランクインすらしなかったものの、1989年に8cmシングルとして再発された際にはオリコン最高位38位・売上0.8万枚を記録しています。

B'z「LADY-GO-ROUND」
B'zが1990年に発表した3枚目のシングル「LADY-GO-ROUND」。オリコン初登場1位を連発する前の作品であり、最高位38位・売上2.5万枚に留まりました。なお、この曲がB'zにとって初めてオリコンにチャートインしたシングルであり、それ以前のシングル「だからその手を離して」「君の中で踊りたい」はチャートインすらしていません。

BOØWY「わがままジュリエット」
日本を代表するロックバンド・BOØWYの3枚目のシングル「わがままジュリエット」。オリコン最高位39位・売上3.6万枚に留まっています。なお、それ以前のシングル「ホンキー・トンキー・クレイジー」「BAD FEELING」は1989年に8㎝シングルとして再発され、それぞれ1万枚弱の売上を記録しました。

L'Arc~en~Ciel「Blurry Eyes」
L'Arc~en~Cielが1994年に発表したデビューシングル「Blurry Eyes」。デビューシングルであるにもかかわらずオリコン最高位22位(再発盤は12位)・売上6.8万枚と健闘したものの、その後量産されたヒット作に比べるとかなり控えめな結果となっています。なお、2枚目のシングル「Vivid Colors」は売上こそ10万枚を超えたものの、オリコン最高位は16位に留まっています。

WANDS「ふりむいて抱きしめて」
90年代のビーイングサウンドを代表するWANDSが、1992年に発表した2枚目のシングル「ふりむいて抱きしめて」。オリコン最高位80位・売上2.0万枚と注目を集めることが出来ませんでした。その次に発表したのが「もっと強く抱きしめたなら」で、こちらは売上150万枚を超える特大ヒットとなっています。なお、1999年のラストシングル「今日、ナニカノハズミデ生きている」は、オリコン最高位こそ32位ですが、売上は1.5万枚とWANDSのシングルの中で最低記録となっています。

LINDBERG「frosty love」
1990年発表の「今すぐKiss Me」で有名なLINDBERGが2001年に発表したシングル「frosty love」。オリコン最高位87位・売上0.3万枚と低迷しました。人気下降傾向が顕著になった影響か、翌2002年にはインディーズレーベルへと移籍しています。

レベッカ「ラブ イズ Cash」
レベッカが1985年に発表した3枚目のシングル「ラブ イズ Cash」。初のオリコンチャートインとなったものの、最高位54位・売上3.8万枚に留まりました。その次に発表したのが、あの有名な「フレンズ」です。

THE BLUE HEARTS「夕暮れ」
THE BLUE HEARTSが1993年に発表した17枚目のシングル「夕暮れ」。アルバム「DUG OUT」からのシングルカットだったためか、オリコン最高位71位・売上0.4万枚に留まっています。なお、同様にシングルカットされた「パーティー」もオリコン最高位80位・売上0.4万枚となっています。また、彼らの代表曲である「リンダリンダ」ですが、オリコン最高位38位・売上6.8万枚と、意外と売れていません。

浜崎あゆみ「poker face」
「M 愛すべき人がいて」で再び注目度を高めている浜崎あゆみ。1998年に発表したシングル「poker face」でデビューを飾ったものの、オリコン最高位20位・売上4.3万枚に留まっています。その後「YOU」「Trust」と徐々に知名度を上げていき、1999年の「Boys & Girls」でブレイクを果たしています。

長渕剛「雨の嵐山」
長渕剛が1977年に発表した幻のデビューシングル「雨の嵐山」。長渕の本意ではない歌謡曲に仕上がっており、発売当時は全くヒットしませんでした。1988年に8cmシングルとして再発され、その頃は「乾杯」「とんぼ」といったヒット曲を輩出していたこともあり、オリコン最高位53位・売上1.5万枚を記録しています。

小田和正「僕の贈りもの」
小田和正が1988年に発表したシングル「僕の贈りもの」。1989年にオフコースが解散する直前に発表した作品で、元々はオフコースが1973年に発表していた楽曲です。1988年は「ラブ・ストーリーは突然に」でのブレイク前であり、オフコース時代の「さよなら」などのヒットからも時間が経過していたためか、オリコン最高位37位・売上1.4万枚に留まっています。

Wink「アマリリス」
Winkが1988年に発表した2枚目のシングル「アマリリス」。オリコン最高位30位・売上1.4万枚に留まっています。この次に発表したのが皆さんご存じの「愛が止まらない」で、以降「涙をみせないで」「淋しい熱帯魚」「Sexy Music」とオリコン1位常連の売れっ子となりました。

THE ALFEE「別れの律動」
THE ALFEEが1982年に発表した14枚目のシングル「別れの律動」。オリコン最高位69位・売上1.4万枚に留まっていますが、彼らは1974年のデビュー以来売れない時期が続いており、アルフィー名義で初めてオリコンチャートにランクインした記念すべきシングルとなりました。

サザンオールスターズ「Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)」
最後にご紹介するのは、サザンオールスターズが1981年に発表した12枚目のシングル「Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)」。アルバム「ステレオ太陽族」の先行シングルで、オリコン最高位49位・売上4.6万枚に留まりました。ミリオン~数十万枚のヒット作を多数持つサザンとしては売上が非常に少なく、ファンの間でも語り草となっています。まさに「ビッグスターの悲劇」と言えるでしょう。
今回ご紹介するのは以上となります。皆さんの記憶に残る「売れなかったシングル」はありましたでしょうか?

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