大谷博士、死神博士、南部博士、山根博士…ドラマや漫画に出てくる「博士」特集!!

大谷博士、死神博士、南部博士、山根博士…ドラマや漫画に出てくる「博士」特集!!

ドラマ、漫画、アニメといった様々な作品に、科学者などの役柄で登場する「博士」。この記事では、主に昭和期に人気を博した作品に登場する博士キャラについて特集したいと思います。


大谷博士

まずご紹介するのは、70年代に放送された特撮「ウルトラマンタロウ」に登場した「大谷博士」。宇宙科学警備隊ZAT(ザット)に協力する科学者で、ウルトラマンシリーズの謎の一つである「ゾフィーの人間体は誰なのか?」という疑問について、名前が挙がることもあります。そんな大谷博士を演じたのは、昭和期に俳優として活躍し1984年に44歳の若さで世を去った竜崎勝で、彼はフリーアナウンサー・高島彩の父親としても有名です。

お茶の水博士

「鉄腕アトム」といった、手塚治虫作品に登場する「お茶の水博士」。大きな鼻がトレードマークの科学者で、鉄腕アトムシリーズにおいてはアトムの科学的な後見人の役割を果たしています。そしてアトムの父親代わりとして、アトムに「人の心」「正義」といったものを教えています。お茶の水博士のモデルですが、手塚のかつての同級生で東京大学名誉教授・渥美和彦がその一人であると、手塚自身が本人に語ったことがあるそうです。

死神博士

特撮「仮面ライダーシリーズ」でお馴染みの「死神博士」。ショッカーの大幹部・ゾル大佐に次ぐ組織のナンバー2であり、俳優・天本英世の代表作として数えられることも多いです。裏地が赤色の特徴的なマントの井出達のマッドサイエンティストであり、怪人「イカデビル」に変身して仮面ライダーを苦しめる一幕も。

自称天才博士・則巻千兵衛

漫画「Dr.スランプ」に登場する自称天才科学博士「則巻千兵衛」。則巻アラレの生みの親であり、初登場時の設定年齢は28歳と、外見の割に意外と若いです。ゲンゴロウ島立大学理工学部および同大学院の博士課程修了と、経歴もしっかりしています。スケベで間抜けなイメージが強い千兵衛ですが、作中では宇宙船やタイムマシンなどを開発するなど、科学者として天才的な才能を発揮する部分もあり、その能力は侮れないものがあります。

阿笠博士

漫画「名探偵コナン」に登場する「阿笠博士(あがさ ひろし)」。江戸川コナンの協力者であり、様々な発明でコナンに貢献しています。なお周囲の人間からは「あがさはかせ」「はかせ」などと呼ばれているものの、本名の読み方は「ひろし」です。そして年齢設定は52歳と、老人のような風貌している割には非常に若く、我々ミドルエッジ世代と大差ありません。その外見については「わしは白髪で爺さんのような容貌だがまだ52歳じゃよ」と語る場面も。

ズッコケ三人組の「ハカセ」

小学校の図書室などで読んだ経験のある方も多いであろう、児童文学シリーズ「ズッコケ三人組」に登場する「ハカセ」。本名は山中正太郎で、瘦せ型のメガネキャラが特徴でした。読書好きで実験好きという秀才キャラで、三人組が厄介ごとに巻き込まれた際にその頭脳が発揮されるのですが、一方で学校での勉強の成績自体は今一つという面も。考え事をするときはトイレに籠って家族を困らせる、という設定もありました。

南部博士

タツノコプロを代表するアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」に登場する「南部考三郎博士」。特殊部隊・科学忍者隊を結成したガッチャマンの生みの親であり、国際科学技術庁(ISO)においていち早く秘密結社・ギャラクターの存在を察知した人物でもあります。48歳の若さで東京大学名誉教授の肩書を持つ天才で、その口髭と角形メガネがトレードマークでした。昭和期に活躍した俳優・芦田伸介がモデルとなっています。

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