【昭和カルチャー&ホビーのブーム①】特撮「変身ヒーロー」が量産された「第2次怪獣ブーム / 変身ブーム」から「巨大ロボットアニメ」ブームへ

【昭和カルチャー&ホビーのブーム①】特撮「変身ヒーロー」が量産された「第2次怪獣ブーム / 変身ブーム」から「巨大ロボットアニメ」ブームへ

かつて「怪獣ブーム」を支えた円谷プロダクションによる『帰ってきたウルトラマン』が1971年に放映開始され、仮面ライダー(初代)は社会現象となった「変身ブーム」をもたらしました。1971年後半からは、特撮ヒーロー番組も一気に増えていき、「第2次怪獣ブーム / 変身ブーム」は様々な新機軸を生みだしながら、ますます加熱していきました。この「変身ブーム」から「マジンガーZ」が生み出した「巨大ロボットアニメ」ブームへと子供たちの関心が移り替わっていく流れを、1970年代の特撮変身ヒーロー作品や巨大ロボットアニメの代表作を通じて、振り返ってみましょう。


ウルトラマンレオ(1974年) / 当時大ヒットしていたブルース・リー映画の空手・カンフーアクション。「スポ根」の影響も色濃い。

故郷をマグマ星人に滅ぼされ、地球にやって来たウルトラマンレオ。美しい地球を守る決意をしたウルトラマンレオの成長と活躍を描く。

ウルトラマンレオ(1974年)

鬼教官「モロボシ・ダン」の過酷過ぎる愛の鞭♡スポ根「ウルトラマンレオの特訓一覧」 - Middle Edge(ミドルエッジ)

仮面ライダーアマゾン(1974年)

幼い頃、両親と共にアマゾンで遭難し、ただひとり生き残った山本大介。彼は古代インカ帝国の力で改造人間となり、悪の組織に立ち向かう。

【ストーリー】
幼い頃両親と共に南米アマゾンで遭難し、ただ一人生き残った山本大介は、古代インカ帝国の秘密を継承する守護神バゴーによって育てられ、インカの秘密を秘めたギギの腕輪を守るため、トカゲの能力を持つ改造人間となった。バゴーの言葉によって日本へ渡った大介は、高坂教授の甥・まさひこと知り合い、彼にアマゾンと命名される。大介は「アーマーゾーン! 」の叫びと共に仮面ライダーアマゾンに変身。ギギの腕輪を狙う十面鬼のゲドン、ゼロ大帝のガランダーと闘う!

仮面ライダーアマゾン(1974年)

『仮面ライダーストロンガー』(1975年)

秘密結社・ブラックサタンの手によって電気人間へと改造された城茂は、女性改造人間・電波人間タックルと共にブラックサタンを追って全国を放浪する。

悪の組織・ブラックサタンの改造手術の失敗で親友を殺された城南大学アメリカンフットボール部のキャプテン・城茂(荒木茂=現・荒木しげる)は、ブラックサタンの一員になると見せかけ、自ら改造手術を受け電気改造人間となる。脳改造から逃れた茂は、電波人間タックルこと岬ユリ子(岡田京子)と共にブラックサタンを脱出し、悪との闘いに挑む決意を固めるのだった。

『仮面ライダーストロンガー』(1975年)

「スーパー戦隊シリーズ」第1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)/ 特撮「集団ヒーロー」の金字塔


平成28年の「動物戦隊ジュウオウジャー」で、遂に40作目を迎えた「スーパー戦隊」シリーズ。その元祖である「秘密戦隊ゴレンジャー」は、「5色5人の個性的な戦士が巨大な敵組織をやっつける」という、当時斬新な「集団変身ヒーロー」というコンセプトを確立した。その「様式」は以後40年以上を経た現在でも揺るぐことはなく、様々なスーパー戦隊が地球の平和を守り続けているのだ。(C)石森プロ・東映

「スーパー戦隊シリーズ」第1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)

『アクマイザー3』(1975年)/ 衝撃のラスト!バッドエンド作品。オカルトブームの流れを汲むもの

地上侵略を狙うアクマ族に反旗を翻した3人が“アクマイザー3”として戦う姿を描く。

地底の世界・ダウンワールドで暮らすアクマ族は地上侵略を開始するが、反発するザビタンはアクマ族を脱走。ガブラ、イビルを仲間に迎え、“アクマイザー3"を名乗りアクマ族に立ち向かう! “変身"を廃し、敵・味方ともに“仮面"キャラクターという、それまでの70年代東映ヒーロー作品とは一線を画す内容で話題になり、メインライター・長坂秀佳が描く重厚な“怪人ドラマ"は、コミカルな登場人物と相まって独自の世界観を確立した。

『アクマイザー3』(1975年)

アクマ族総師団長ゲベル率いるアクマ族の悪の勢力の侵攻から地上を守り、自らを犠牲にして滅亡させたアクマイザー3は、大魔王ガルバーの呪いによってその魂をカプセルの中に閉じ込められてしまった。

続編『超神ビビューン』に続く。

少年探偵団(BD7)(1975年)/ 怪人20面相の変装を解くシーン

名探偵・明智小五郎の助手である小林少年と様々な特技を持った少年探偵団のメンバーたちが、次々に悪事を企てる怪人二十面相に立ち向かう。

少年探偵団(BD7)

少年探偵団シリーズは、〝エンターテインメント〟の原点にして至高。

ポプラ社の江戸川乱歩・少年探偵シリーズは、70年代の子供たちにとって定番人気だった。

『プロレスの星 アステカイザー』(1976年)

『プロレスの星 アステカイザー』は、1976年(昭和51年)10月7日から1977年(昭和52年)3月31日までNET(現:テレビ朝日)系で毎週木曜日18:00 - 18:30に全26話が放送された、永井豪・石川賢原作、円谷プロダクション製作による特撮テレビ番組。

円谷プロとダイナミックプロが初タッグを組み、実写とアニメの融合で描いた特撮ヒーロー。

闘いの終盤には実写映像からアニメーションに切替るという前代未聞のギミック〈カイザー・イン〉が多大なるインパクトと話題を呼んで、今もなお伝説として語り継がれる作品である。

『プロレスの星 アステカイザー』(1976年)

「巨大ロボットアニメ」ブーム(1972年から)/ 児童の興味の対象は「変身ヒーロー」から「巨大ロボット」へ

「巨大ロボットアニメ」の金字塔・始祖『マジンガーZ』

『マジンガーZ』(マジンガーゼット)は、永井豪の漫画作品、原作者を共にする東映動画制作のテレビアニメ。

地下帝国を支配する狂気の科学者・ドクターヘル。恐るべき機械獣軍団を完成させた彼は、世界征服に乗り出すことを宣言する。だが、野望を阻む邪魔者がいた。日本人の大科学者・兜博士だ。光子力という新エネルギーの抽出に成功した博士は、ドクターヘルの野望と機械獣の秘密を知るただ一人の人間でもあった。そこでドクターヘルは、腹心のあしゅら男爵を呼び寄せ、機械獣を操るバードスの杖を与えて兜博士の抹殺を命令する。孫の兜甲児が駆けつけた時は既に遅く、あしゅら男爵の手により別荘は爆破され、博士は志半ばにして息絶えようとしていた。博士は最後の力を振りしぼり、密かに開発していたマジンガーZを甲児に託す。ドクターヘルの野望を砕くために作られた、光子力で動く巨大ロボットだ。マジンガーZに乗り込んだ甲児は、次々と襲い来る悪の機械獣に敢然と立ち向かってゆく!(C)ダイナミック企画・東映アニメーション

『マジンガーZ』

『グレートマジンガー』は、1974年(昭和49年)9月8日から1975年(昭和50年)9月28日までフジテレビ系列で毎週日曜日19時 - 19時30分に全56話が放送された東映動画製作のロボットアニメ。

本作は『マジンガーZ』の続編となっており、マジンガーシリーズの第2作にあたる。

グレートマジンガー(1974年)

全宇宙の侵略を企むベガ星連合軍が、月の裏側に建設した「スカルムーン」を前線基地に、ついに地球へ攻撃をしかけてきた。それを知った青年・宇門大介は、これまで隠し通してきた過去に向き合い、ベガ星連合軍に立ち向かう決意を固めた。シラカバ牧場で平和に暮らしてきた彼の正体は、故郷であるフリード星を侵略され、UFOロボ・グレンダイザーに乗って地球に逃れてきた宇宙人だったのだ。彼は再びグレンダイザーに乗り込み、かつてマジンガーZに乗り込んで地球を守った兜甲児や妹のマリアなど、周囲の人々に支えられながらベガ星よりの刺客を撃破してゆく。だが、勝利への道はとても平坦とは言えない。幼なじみであるナイーダとの再会や、母の仇との対決など、大介の前には数々の苦難が待ち受けている…。(C)ダイナミック企画・東映アニメーション

UFOロボ グレンダイザー(1975年)

合体・変形ロボット作品の元祖『ゲッターロボ』(1974年)

『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)

『超電磁ロボ コン・バトラーV』は、1976年4月17日から1977年5月28日まで、テレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:30(JST)に全54話が放送された、東映テレビ事業部制作のテレビアニメ。通称は『コンV』。

玩具メーカーのデザインにより、玩具上でも可逆的に合体・分離が可能な合体ロボを登場させたのが本作品。

このコンセプトは、次作『超電磁マシーン ボルテスV』や、後年本作品と同じ時間帯にて放送された特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」にも受け継がれている。

『超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)

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