ピアース・ブロスナンが演じた007ことジェームズ・ボンド。甘いマスクは女性だけでなく男性も虜にします。

ピアース・ブロスナンが演じた007ことジェームズ・ボンド。甘いマスクは女性だけでなく男性も虜にします。

ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じたのは1995年から2002年までの4作品。どの作品もとってもスタイリッシュ。でもって世界中で大ヒットしました。トム・クルーズが「ミッション:インポッシブル」の役作りの為に参考にしたのがピアース・ブロスナン=ボンドだと言われているんですよ。


ピアース・ブロスナン

5代目ジェームズ・ボンドに抜擢されたピアース・ブロスナン。歴代最高といってもいい甘いマスクの007です。しかも、何というかスタイリッシュなんです。身のこなしとか、服装の着こなしとか。こりゃ、女性がほっとかんでしょう。

本名:Pierce Brendan Brosnan
生年月日:1953年5月16日
出生地:アイルランド・ナヴァン
身長:187cm

ピアース・ブロスナン

ピアース・ブロスナンが登場するのは1995年11月に公開されたシリーズ第17作 目の「ゴールデンアイ」からで、2002年11月公開の「ダイ・アナザー・デイ」まで続きます。全部で4作品。人気が高い割には意外と少ない。ピアース・ブロスナンのファンには寂しい限りですが、出演した4作品はどれも大ヒットし、シリーズの中でも高い評価を得ています。

ゴールデンアイ

007の原作はご存じイアン・フレミングの小説ですが、ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドに抜擢されたときには既に原作の小説をほとんど使い切っていました。
わずかに残っていたのは、短編の「ナッソーの夜」だけだったのですが、記念すべきピアース・ブロスナン主演の第1作には使われませんでした。よって、映画「ハルク」や「パニッシャー」、「ファンタスティック・フォー」などの脚本で知られるマイケル・フランスが原案を担当し完成したのが1995年11月に公開された「ゴールデンアイ」です。

監督:マーティン・キャンベル
脚本:ジェフリー・ケイン、ブルース・フィアスティン
原案:マイケル・フランス
原作:イアン・フレミング
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
製作総指揮:トム・ペブスナー
出演者:ピアース・ブロスナン、イザベラ・スコルプコ、ショーン・ビーン
音楽:エリック・セラ
主題歌:「GoldenEye」ティナ・ターナー
撮影:フィル・メヒュー
編集:テリー・ローリングス
製作会社:イーオン・プロダクションズ、ユナイテッド・アーティスツ、ダンジャック
公開:1995年11月
上映時間:130分

ゴールデンアイ

007シリーズ第17作「ゴールデンアイ」において役者が代わったのはジェームズ・ボンドだけではありません。
ジェームズ・ボンド役をピアース・ブロスナンに交代した以上に驚かされたのは、ジェームズ・ボンドの上司であるM役が本作より女性になったことです。原作ではMはマイルズと呼ばれていたんですけどね。
しかし、原作を大きく外れたことで映画ならではのオリジナリティは出ましたよ。演じたのは名女優ジュディ・デンチです。

【主な作品】
「眺めのいい部屋」「Queen Victoria 至上の恋」「恋におちたシェイクスピア」「ショコラ」「アイリス」「あるスキャンダルの覚え書き」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」

ジュディ・デンチ

また、そのMの秘書そのでありジェームズ・ボンドに恋心を抱いているミス・マネーペニー役も今作からサマンサ・ボンドに代わっています。
更には、シリーズ5作連続で監督を務めていたジョン・グレンからマーティン・キャンベルへと変更。1962年の「007 ドクター・ノオ」から13作も脚本を担当したリチャード・メイボームも降板と、監督、脚本及び中心となる登場人物が一新されてて心機一転って感じが強く漂う作品です。

そう言えば忘れるところでした。「ゴールデンアイ」は、シリーズ当初からの製作者だったアルバート・R・ブロッコリも退いてるんですよね。
なので、当然と言えば当然です。心機一転どころかシリーズとして大きく生まれ変わりました。アクションシーンの方向性やカット割などが過去のシリーズから大きく変更され、何より世界観が大きく変わりました。近代化に成功した作品ということでシリーズ中の傑作の一つとして非常に高い評価を得ています。

実際問題として007シリーズは下降線を辿りつつあったのでした。それは1962年の第1作以降ほぼ毎年制作されていたシリーズが、前作の「消されたライセンス」から6年半近くも間が空いたことからも何となく分かりますね。
しかし、007は「ゴールデンアイ」によって復活しました。アメリカでは「消されたライセンス」の3倍ものチケットが売れ、1995年の映画の世界興行成績で第3位となり、インフレ率を勘案しない場合にはシリーズ歴代最高の売り上げを記録したのです。

ところで、大人気の映画シリーズ「ミッション:インポッシブル」の主人公イーサン・ハントを演じているトム・クルーズは、役作りにピアース・ブロスナンのジェームズ・ボンドを参考にしたのだそうです。

トゥモロー・ネバー・ダイ

大成功を収めた「ゴールデンアイ」は、ピアース・ブロスナンが演じた007シリーズの中で最高の作品。いえ、それどころか、シリーズ全体を通しての傑作との評価もあります。確かに、そう言われるとそんな気もします。確かに面白いです。しかしですよ、それではピアース・ブロスナンが出演した他の007シリーズが面白くないのかといえば、そんなことはありません。
主演2作目、007シリーズとしては第18作目にあたる1997年12月に公開された「トゥモロー・ネバー・ダイ」もまたバツグンに面白いんですよ。そう、実はこれぞピアース・ブロスナン=ボンドの代表作といえる作品です!

監督:ロジャー・スポティスウッド
脚本:ブルース・フィアスティン
原作:イアン・フレミング
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
出演者:ピアース・ブロスナン、ジョナサン・プライス、ミシェール・ヨー
音楽:デヴィッド・アーノルド
主題歌:シェリル・クロウ「トゥモロー・ネヴァー・ダイ」
撮影:ロバート・エルスウィット
編集:マイケル・アルカン、ドミニク・フォーティン
製作会社:イーオン・プロダクションズ、ユナイテッド・アーティスツ、ダンジャック
公開:1997年12月
上映時間:119分

トゥモロー・ネバー・ダイ

監督はサム・ペキンパーの名作「わらの犬」や「ビリー・ザ・キッド」で編集を務めていたロジャー・スポティスウッドです。「48時間」で脚本を担当したことでも知られていますね。

ピアース・ブロスナンだけでなく、女性となったM役のジュディ・デンチやマニーペニー役のサマンサ・ボンドなど前作から入れ替わった俳優もすっかり馴染んで絶好調です。
また、毎回楽しみなカーアクションですが、今作のボンドカーはBMWです。BMWの750iLが使われています。バイクもBMWで、当時市販されたばかりのR1200Cが出てきますよ。

「トゥモロー・ネバー・ダイ」は、米国では前作「ゴールデンアイ」の収益を上回る大ヒットとなりました。

余談になりますが、実は1997年9月1日にダイアナ元王太子妃が「トゥモロー・ネバー・ダイ」の撮影を見学に訪れる予定だったのだそうです。ところが、前日の8月31日、パリで事故死してしまったという悲しいエピソードが残っています。

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