映画ポスターの第一人者・小笠原正勝の全仕事を網羅した書籍が好評発売中!!
誠文堂新光社より、「気狂いピエロ」「勝手にしやがれ」といった錚々たる映画のポスターデザインを手掛けてきた小笠原正勝の作品を特集した『映画と演劇 ポスターデザインワークの50年: 知られざる仕事師の全仕事』が現在好評発売中です。価格は4400円(税込)。
表紙はこちらです!

『映画と演劇 ポスターデザインワークの50年: 知られざる仕事師の全仕事』では、ジャン=リュック・ゴダール、アンドレイ・タルコフスキー、鈴木清順といった映画史に名を残す監督が手掛けた映画のポスターデザインを数多く担当した小笠原のすべての仕事を網羅。およそ500点に及ぶポスターをジャンル・時代ごとに分類し、ポスターに関するエピソードも交えて紹介します。映画の近現代史を一気に振り返ることの出来る一冊に仕上がりました!


表紙に掲載されているポスターをちょっとだけご紹介!
家族の肖像

橋のない川

わたしのグランパ

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書籍概要
タイトル:映画と演劇 ポスターデザインワークの50年: 知られざる仕事師の全仕事
著者:小笠原正勝
仕様:単行本
頁数:320ページ
出版社:誠文堂新光社
発売日:2020/4/8
価格:4400円(税込)
目次
監督たちとの出会い-20人の監督に捧げる
Introduction ポスターデザインという仕事
SCENE1 東宝東和作品
SCENE2 ATG(日本アート・シアター・ギルド)映画作品
SCENE3 BOW(BEST FILMS OF THE WORLD)シリーズ作品
SCENE4 エキプ・ド・シネマ作品
特別寄稿 図形の方舟-小笠原正勝の映画ポスター術 岡田秀則
SCENE5 日本映画作品(邦画5社編)
SCENE6 日本映画作品(自主制作編)
SCENE7 ヨーロッパ映画&アメリカ映画作品
SCENE8 ロシア(ソビエト)映画作品
SCENE9 中国映画&アジア映画作品
SCENE 10 ドキュメンタリー映画作品
SCENE 11 映画祭・特集上映作品
デザイン・ア・ラ・カルト
SCENE 12 演劇・舞台作品
Outroduction めぐりあう人々とデザイン
小笠原正勝 年譜(経歴)-仕事とその周辺
映画ポスターデザインリスト(制作年順)
映画祭・特集上映関係ポスターデザインリスト(制作年順)
演劇・舞台作品ポスターデザインリスト(制作年順)

著者について
■小笠原 正勝(オガサワラ マサカツ)
1942年、東京生まれ。グラフィックデザイナー。
武蔵野美術短期大学商業デザイン科を卒業後、デザイン制作会社である東宝アートビューロー(現・TOHOマーケティング株式会社)で演劇ポスターや映画広告のデザインを担当。1976年、フリー。ATG(日本アート・シアター・ギルド)の映画ポスターを制作し、『股旅』(市川崑監督)がカンヌ国際映画祭第1回ポスターコンクールでグランプリを受賞。
また、岩波ホールのエキプ・ド・シネマや、フランス映画社のBOWシリーズのアートワークに携わるほか、歌舞伎をはじめとする演劇ポスターも数多く制作。現在、映画と映画館の本『ジャックと豆の木』(シネマ・ジャック&ベティ発行)の企画・責任編集も務める。
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