「燃える!お兄さん」とは?
佐藤正さん原作によるギャグ漫画で、1987年から約4年に渡って週刊少年ジャンプに連載され、ジャンプの黄金期と言われていた人気絶頂期を支えていたコンテンツとなります。
1988年にはテレビアニメ化も実現しており、当時はさらに多くのファンを獲得しました。
内容的には、一般的な常識を持ち合わせていない主人公・憲一のドタバタした日常生活を描いたギャグ漫画といったものです。
しかし、街の生活に憧れるようになり、本当の家族のことが気がかりだった憲一は下山して、運良く無事に再会を果たすのでした。
しかし、山で育ってきた憲一には、一般的な常識があるはずもなく、驚異的な身体能力もあってトラブル続きの生活を送ることになるのでした。東京都にある架空の街、「是羽市」を舞台に、中学校に通うことになった憲一が過ごす日常を描いたストーリーです。
モチーフになった?設定
このように考えると笑えないかもしれませんが、本作はギャグ漫画として思いっきり笑いの方向に舵を切った内容なので、この話を決して正面から受け止めないでくださいね。
なにかの話のネタにはなるかもしれませんので、頭の片隅にでも置いておけばいいと思います。
燃える!お兄さんの魅力とは?
文明社会との関わりを持たず、山で育ってきた主人公の存在は凄いですが、街にはそれにも負けない個性派のキャラクターたちに満ち溢れています。これこそ、燃える!お兄さんという漫画の最大の魅力であり、楽しいポイントだといえるでしょう。
ストーリー展開や本編で起きる騒ぎも面白いのですが、全ては登場人物がユニークだから楽しいのであって、このポイントが薄いようだと、作品そのものの魅力は大きく損なわれてしまうような気がします。
面白い個性派キャラBEST5
燃える!お兄さんの数々の登場人物のなかでも面白い個性派のキャラクターを挙げ、独断と偏見で順位を決めてランキング形式で発表させていただきます。
5位.火道 害
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E3%81%88%E3%82%8B!%E3%81%8A%E5%85%84%E3%81%95%E3%82%93
ヤクザの跡取り息子といった立ち位置で強面のキャラですが、怖いといった要素はなく、現実の反社会勢力の方たちを馬鹿にしたようにも感じられます。いい奴といった意味では好感をもてる人物なのですが、見た目と中身が伴なっていなくて、その筋の方たちに喧嘩を売っているようにも、煽っているようも受け取れてしまいますよね。
4位.国宝 憲吉
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%87%83%E3%81%88%E3%82%8B!%E3%81%8A%E5%85%84%E3%81%95%E3%82%93
主人公ケンイチの父親であり、この親にして、この息子ありと思えてしまう人物像です。
彼が子供を川に流してしまったことが物語の発端になっており、そのことを悪びれる様子もありません。むしろ堅気なのに、ヤクザよりもタチがわるい悪い存在だといえます。
 
     
     
            




