幅広く活躍する橋爪功さん
橋爪功さんのプロフィール
橋爪功さんの経歴
大阪府大阪市の東住吉区に生まれましたが、父親には本妻がいて、母親は愛人という特殊な家庭環境だったようです。橋爪さんの学生時代には両親はどちらもお亡くなりになっていて、高校生の頃に住まいを東京に移しました。
1961年に文学座付属演劇研究所に応募して合格したことで俳優活動を始め、同期には、樹木希林、北村総一郎といった顔ぶれもいます。1963年には文学座を離れて劇団雲に入り、1974年に出演した舞台『スカパンの悪だくみ』では、大阪弁で主役を演じ、それを転機にして演劇界で活躍するようになりました。翌年の1975年には、現在では代表を務める演劇集団・円の創立に携わっていて今でも舞台活動を続けています。
テレビドラマでは、連続ドラマや2時間ものの主役から脇役まで幅広い役柄を演じていて、さらには海外映画の吹き替え・朗読といった分野でも活躍しています。
受賞歴
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E7%88%AA%E5%8A%9F#受賞歴
橋爪功さんの人柄
現在では高い知名度を誇る橋爪功さんですが、40代から注目されるようになったと本人は語っています。それに伴なって出演は増えましたが、現在のイメージとは違い、小悪党や悪役が多かったそうです。しかし、橋爪さんはそういう役を演じるのを好み、喜んで仕事を引き受けていたようですよ。
そして、外見は賢そうで損しているとも述べていて、本来の姿はお調子者で、常に周囲を笑わせることを考えているとも。まるで芸人みたいですね。
橋爪功さんの三人の子供
橋爪さんの長男・橋爪貴明さんは、ボイストレーナーや演出・作曲・振り付けというような芸能関係の仕事で活躍されています。
次男の橋爪遼さんは俳優をされていましたが、2017年6月に覚せい剤取締法違反で逮捕されてしまい、所属事務所から契約を打ち切られてしまい、現在は芸能活動を行なっていないようです。
三番目の子供は、長女の橋爪渓さんで、女優として舞台を中心に活躍しています。BS-TBSの番組「ふらり親子旅」では親子での共演をしていて、お二人の仲睦まじい様子が印象的です。
橋爪功さんの主な出演作品
テレビドラマ
『京都迷宮案内』
テレビ朝日系で1999年から10年間に渡って「木曜ミステリー」で放送された人気ドラマシリーズで、橋爪さんの代表作といっても過言ではないコンテンツです。
橋爪さんが演じる新聞記者・杉浦恭介の活躍を描いたストーリーで、京都を舞台に起こる事件の謎を解いていきます。謎解きという要素より、事件が起きた背景や人物たちの心情に比重を置いていることが特徴です。
全ては紹介しきれませんが、この他にも主に以下のテレビドラマが有名です。
『弁護士・高林鮎子』シリーズ 『青春家族』 『新・赤かぶ検事奮戦記』シリーズ 『旅行作家・茶屋次郎』シリーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E7%88%AA%E5%8A%9Fhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E7%88%AA%E5%8A%9F
映画
『お日柄もよくご愁傷さま』
1996年2月に公開された映画で、橋爪さんの長編映画初主演となる作品となります。
平穏に過ごす夫婦は初仲人を引き受けるのですが、結婚式挙行当日の朝に父親が突然亡くなってしまいます。結婚式と葬儀を同時に進めますが、タイミング悪く、家庭では次々にトラブルが発生。大騒ぎに発展していきますが、騒動を経て、家族同士の絆が強くなっていく様子を描いた物語です。
全ては紹介しきれませんが、この他にも主に以下の映画作品が有名です。