知る人ぞ知る「URCレコード」がついに50周年!名盤21タイトルが怒涛の再発決定!!
日本初のインディーズレーベルとして、60年代後半~70年代におけるフォーク・ロックの世界に新風を吹き込んだ「URCレコード」がこのたび50周年を迎えたのを記念し、同レーベルから発表された名盤の数々が再発されることが決定しました。

このたびの再発では、日本語ロックの開祖である「はっぴいえんど」や、フォーク界のレジェンドとして語り継がれる「遠藤賢司」「高田渡」、そして近年再評価著しい「金延幸子」「休みの国」といったバンド、ミュージシャンの名盤19タイトルが再発。さらに50周年記念企画として、URCレーベルのベスト盤「URC 50th ベスト・青春の遺産」と「URC RAREシングルズ」も発売されます。発売日程は、2020年2月19日、3月4日、3月18日の3日に分けて7タイトルずつ発売。以下で2月19日発売分のタイトルをご紹介したいと思います。
2020年2月19日発売分の7タイトルはこちらです!!
1.URC 50th ベスト・青春の遺産 / V.A. (3枚組)
日本音楽界の生き字引・田家秀樹がURCの音源を3種類のコンセプトでCD3枚にコンパイルしたベストアルバム「URC 50th ベスト・青春の遺産」。レーベル誕生から50年を経た現在の目で捉えた、歴史に残るトラックを51曲収録しています。
2.はっぴいえんど / はっぴいえんど
1970年8月に発表された「はっぴいえんど」。細野晴臣、大滝詠一、松本隆、鈴木茂という邦楽界のレジェンドが集結したバンド「はっぴいえんど」のデビュー作で、欧米のロックに迫るサウンドに「日本語」を乗せた革命は、時代を越えて語り継がれています。
3.ザ・フォーク・クルセダーズ / フォークル・フェアウエル・コンサート
1968年10月17日に大阪フェスティバルホールで開かれた、ザ・フォーク・クルセダーズの解散コンサートのライヴ盤「フォークル・フェアウエル・コンサート」。解散後にサディスティック・ミカ・バンド、はしだのりひことクライマックスなどで活躍することとなる、彼らの将来を予感させる一枚に仕上がっています。
4.加川良/教訓
1971年6月に発表された、加川良「教訓」。中津川フォークジャンボリーで唄った「教訓1」で一躍スターとなった加川良のファースト・アルバムで、はっぴいえんどによる演奏も聴きどころの一つ。
5.遠藤賢司 / 黎明期ライヴ! 1968-1971
「カレーライス」などの楽曲が著名な“純音楽家”遠藤賢司による「黎明期ライヴ! 1968-1971」。エンケンの愛称で知られる彼が、初期の貴重なライブ音源から自ら選曲した発掘編集盤です。
6.なぎらけんいち / 葛飾にバッタを見た
1973年8月に発表された、なぎらけんいち「葛飾にバッタを見た」。なぎらのURCにおける初のアルバムで、カントリーと東京下町の風情を融合させた傑作に仕上がっています。深夜放送からヒットした「悲惨な戦い」を収録。
7.高田渡・五つの赤い風船 / 高田渡・五つの赤い風船
1969年2月に発表された、高田渡・五つの赤い風船「高田渡・五つの赤い風船」。URCが会員制だった時代の第一回配布アルバムで、「自衛隊に入ろう」で一躍時の人となった高田渡と、西岡たかしを中心としたフォークグループ・五つの赤い風船をカップリングしたアルバムです。
再発されるアルバムの詳細は公式サイトで!
URC50周年記念プロジェクト
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