あの「デュラン・デュラン」がニューアルバムを2020年に発表することが明らかに！！
イギリスのロックバンド、デュラン・デュランが2020年に5年ぶりのニューアルバムを発表することが明らかとなりました。
第一報はこちらです！
80年代、ニューウェーブから派生した“ニューロマンティック”の雄として人気を博したデュラン・デュラン。このたびのアルバムは、2015年に発表したアルバム「ペイパー・ゴッズ」以来5年ぶりの作品となる予定で、ニック・ローズ、サイモン・ル・ボン、ジョン・テイラー、ロジャー・テイラーの4人体制で、2020年3月までにアルバムを完成させたいとのこと。かつて「カジャグーグー」「カルチャー・クラブ」「ウルトラヴォックス」といった、ニューロマンティック勢に夢中になった世代であれば、外せないアルバムになる予感です！
デュラン・デュランが80年代に輩出したアルバムを振り返る！！
デュラン・デュラン（1981年）
1981年に発表した記念すべきデビューアルバム「デュラン・デュラン」。デヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージックといったアーティストの影響を受けた彼らによる、“ニューウェーブ”というジャンルにおける最高傑作のひとつに数えられています。「Girls on Film（グラビアの美少女）」などのヒット曲を収録。
リオ（1982年）
1982年に発表したセカンドアルバム「リオ」。パトリック・ナゲルによるジャケットが印象的な本作は、大ヒットした表題曲「Rio」をはじめ、前作のダークな魅力とは異なる陽気さを醸し出す内容となっています。
セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー（1983年）
1983年に発表した「セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー」。前作「リオ」でフィーチャーした自由奔放さから一旦距離を置き、よりメロディを複雑に、しかしリズムはよりシンプルになった印象を受けます。デュラン・デュランは、本作で初めて全英アルバムチャート1位を獲得する快挙を成し遂げました。
ノトーリアス（1986年）
1986年に発表した「ノトーリアス」。ニック・ローズ、サイモン・ル・ボン、ジョン・テイラーの3人体制になって初めてのアルバムで、シングル「Notorious」「Skin Trade」ではベースとブラスを強調したサウンドを展開、バンドの新たな方向性を示しました。
ビッグ・シング（1988年）
1988年に発表した「ビッグ・シング」。以前のアルバムに比べるとグルーヴ感を強調する内容となっており、ダンスミュージック、ハウスミュージックを意識した構成となりました。
90年代以降、ニック・ローズ、サイモン・ル・ボン、ジョン・テイラーを中心にメンバーチェンジを繰り返しながら活動を続けてきたデュラン・デュラン。現在のメンバーとなったのは2006年からのことで、バンドとしては第10期になります。ニューアルバムの発表の他に、6月にはワイト島音楽祭2020への参戦も予定しており、今後の精力的な活動に期待が高まります！
