特撮監督・矢島信男さん死去。
昭和を代表する特撮監督として活躍を続けてきた矢島信男さんが、11月28日に老衰のため亡くなっていたことが明らかとなりました。91歳でした。
第一報はこちらです。
矢島さんは1928年、埼玉生まれ。松竹や東映で特殊技術のキャリアを積み、1965年に「特撮研究所」を設立。「ジャイアントロボ」「スペクトルマン」「ウルトラマンタロウ」「ミラーマン」といった特撮ドラマに参加し、作品の人気に貢献しました。その後も「秘密戦隊ゴレンジャー」などのスーパー戦隊シリーズ、「宇宙刑事ギャバン」などのメタルヒーローシリーズ、仮面ライダーシリーズなどにも参加。その功績が認められ、2006年には第4回文化庁映画賞・映画功労部門を、2011年には第34回日本アカデミー賞協会特別賞をそれぞれ受賞しています。
矢島信男が手掛けたミドルエッジ世代直撃の特撮の数々!!
ミドルエッジ世代が子供だった頃に、我々が夢中になった特撮を数多く手がけた矢島さん。上述のシリーズ以外にも「人造人間キカイダー」「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」「魔界転生」などにも参加しています。参加作品の数があまりにも膨大なため、全ての作品をご紹介することはとても出来ないのですが、ここでいくつかの作品を当時の画像で振り返ってみましょう。
ジャイアントロボ
ウルトラマンタロウ

秘密戦隊ゴレンジャー
バトルフィーバーJ
宇宙刑事ギャバン
電撃戦隊チェンジマン

このように、我々の子供時代に欠かすことの出来なかった作品を数多く世に送り出した矢島さん。特撮監督のレジェンドとして特撮の歴史に名を刻み、今後も語り継がれていくのは間違いありません。ご冥福をお祈り申し上げます。
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