古代ヨーロッパから位置や意味があった? ピアスの歴史を再確認!
最近ではオシャレアイテムとして使用されているピアスの数々。
ピアスを開けていない方はイヤリングでオシャレを楽しんでいますが、実はピアスの歴史は相当昔にあったのです。

中古ヨーロッパ・エジプト時代からピアスを開ける位置や意味があったと噂されており、王族や貴族がピアスをつける事により『魔除け』の意味をもったというのですが、目的として『耳から入ろうとする悪魔を撃退する』といったことがピアスの存在として現代まで広まったようです。
日本では古墳時代にピアスが流行ったという噂もあるようですが、明治時代に洋服が流行し、明治時代から洋服×ピアスといったファッションが誕生したそうです!
1990年代のピアスへの風当たり!!
今でこそオシャレとしてピアスをされている方が多くなってきましたが、90年代ごろは「親からもらった身体に傷をつけるなんて…」と揶揄されていました。
そんな中で、特に女子中高生達はいかに親や学校に内緒でピアスを開けるかを画策していたように思われます。
今はピアッサーなどという便利な穴あけの機材がありますが、当時は安全ピンを用いて耳をキンキンに冷やしながら穴を開けていました。

男性のピアスへの普及、風当たり!?
それまでも男性のピアスは普及されていたのでしょうが、ピアス人口は女子中高生が大勢を占めていたように思います。
それを覆したのが、2003年12月に発行された、金原ひとみのデビュー小説『蛇にピアス』でしょう。
この作品は第27回すばる文学賞を受賞し、第130回芥川龍之介賞を受賞しました。
その後2008年9月20日、蜷川幸雄監督によって映画化されました。
この映画の影響でしょうか、それまであまり目立っていなかった男性のピアスやボディーピアスへの関心が高まっていきました。
こうして男性のピアスも市民権を得たのです。

それでは、ここからはピアスの位置、意味について男女別に見ていきたいと思います。
片耳に開けるピアスの意味
ピアスの穴を開ける時に問題となってくるのが、左右どちらの耳に開けるかです。
これによって意味が大きく違ってくるのです。
男女別の意味があるのですが、昔はそれほど重要視していなかったように思います。
しかし、それ故に現在では意味が明確になったため後悔している人も多いのではないでしょうか?
右耳だけにピアスをつける意味
女性が右耳だけにピアスをつけると『守られる人』といった意味になります。
男性が右耳にピアスをつけた場合『男性が好き』といった意味になるようです。
男性では、同性愛を公言しているエルトンジョンなどが右耳にピアスを開けていますね!!

他にも、女性が右耳だけにピアスをすると『その想いに答える』『優しさと成人女性の証』といった2つの意味も持ち合わせています!
左耳だけにピアスをつける意味
女性が左耳だけにピアスをつけると『女の子が好き』といった意味を持つと言われているようです。
男性が左耳にピアスをつけると『守る人』といった意味になります。
その他にも『女性を守る』『勇気と誇りの象徴』といった2つの意味も持っています。

ご存じ、木村拓哉ですが、彼は左耳にピアスをしています。
憧れていた男性陣もずいぶん多かったのではないでしょうか?
上記の意味通り、まさしく『女性を守る』『勇気と誇りの象徴』という言葉が相応しいのでは?

やはりと言うべきか、藤井フミヤも左耳にピアスをしています。
この時代の男性の方々は複数ピアスよりも左耳ピアスにこだわっているように思います。
男女によって左右非対称
男女によって左右逆転し意味が対になるため、カップルがお互いに片耳ピアスをつける事で『二人で一つ』といった意味になります。
両耳に複数のピアスをつける意味
女性は両耳に一つずつピアスを開けている方も多いかと思います。
それに対し、男性は主に軟骨や片耳といった位置にピアスをつけているかと思います。
そんな両耳ピアスの意味としては『ストレート』『バイセクシャル』といった意味があるようです。

ピアスの数だけ幸せになれる??
意味を持たせる方の耳に『偶数』のピアス、反対側の耳に『奇数』のピアスをつけると、一般的に良い意味をもたらすと言われているようです。
由来としては、結婚式などのご祝儀には『偶数は縁起が悪い』と言われている事からそういったピアス位置での意味がつけられたそうです。
基本的にピアスの数では偶数が悪いと言われており、奇数だと幸せがやってくるとも言われています。
意味を気にする方々が多いようですが、両耳合わせて奇数のピアスの方が良い意味があるとも噂されています。
『ピアスを開けると人生が変わる』とよく言いますが、開ける時は奇数になる事をおすすめします!

複数ピアスをしている代表としては、椎名林檎あたりが有名だと思います。
そんな彼女も複数ピアスの意味通りにストレートな生き方を歩んでいると思われます。
ピアスをつける事で運気が下がったり上がったり!?
ピアスを開ける位置、意味について男女別に紹介させて頂きましたが、なんとピアスをつけるにあたって運気が上がったり下がったりするとも言われています!
歴史を辿るとピアスは良い意味を持っていますが、『耳は裕福さの象徴』とも言われており、耳に穴を開ける行為が運気を下げるとも噂されています。
ですが大仏様には必ずピアスの穴が作られています。
大仏様のピアスの穴は『耳朶環』(じだかん)と呼ばれ、人々の声を聞く慈愛を表しているとも言われており、とても縁起が良いものとされています。
『福耳』だと縁起が良いとも伝えられています。
そんな耳にピアスを開ける行為が『金運を逃がす』といった意味で伝えられているようです。

耳にピアスを開けると『金運が逃げる』と言われ、唇にピアスを開けると『愛情運が逃げる』とも言い伝えられているようです。
体に穴を開ける行為は『風穴』と呼ばれ、開けたピアス穴から色んな運気が逃げて行くと言われているようですが、ピアス穴をずっと塞いでおけば運気は逃げないとも言われています。
ピアスを開ける事はオシャレ的にも良いですが、ピアスを開けっ放しにして、ずっと穴を開けておく行為が運気を下げるようです。
運気を下げないように、ピアス穴は透明ピアスなどで塞いでおけば運気は絶好調になるとも噂されています。

ピアスの意味まとめ
いろいろとピアスの意味や開ける場所について書きましたが、怪我や細菌に気を付け、正しい使い方でピアスを使用し、意味の再確認や運気アップに挑戦して欲しいと思います。
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