【懐かしのアニメ】「オズの魔法使い」地味に見えるアニメだけど人気があった!その理由とは?

【懐かしのアニメ】「オズの魔法使い」地味に見えるアニメだけど人気があった!その理由とは?

「オズの魔法使い」といえば誰もが知る名作童話ですよね。そんな「オズの魔法使い」が80年代に特に脚色される事もなくアニメ化されていました。キャラクター的にもお話的にも地味じゃない?と思うかもしれませんが、当時なかなか人気があったんですよ!その理由を徹底的に調べてみました。


「オズの魔法使い」がアニメ化された唯一の作品

「オズの魔法使い」は誰でも知っている児童文学作品です。ミュージカルや映画など、様々なジャンルで今も作品が生み出されている不朽の名作です。

そんな「オズの魔法使い」が唯一アニメ化され毎週放送されていたのが1986年。特にひねった内容でもなく、キャラクターが美少女だった訳でもなく、どちらかと言うと地味な作品でしたが当時の子どもには人気があったんですよ。クラスメイトの女子はだいたいみてました。

1986年10月から1987年9月の約1年間で、全52話が放送されました。商社の伊藤萬(イトマン)とエノキフィルムとの共同制作アニメでしたが、伊藤萬が倒産した後はエノキフィルムにその権利が全権渡ったそうです。

そんな「オズの魔法使い」がちょっと地味なのにどうしてヒットしたのか、まとめてみました!

「オズの魔法使い」ストーリー

基本的にアニメのストーリーの流れは原作と同じでした。
「オズの魔法使い」って、題材としては有名ですしミュージカル映画化された際に誕生した「虹の彼方に(オーバー・ザ・レインボー)」なんて誰もが知る名曲で、知名度はあるのですが結局どうなったっけ?何する話だっけ?という部分が多くありませんか?

という訳で、まずは「オズの魔法使い」のあらすじをどうぞ。

だいたいこの辺りまでは知っていますよね。
この後なんやかんやありつつエメラルドの都に一行は到着、オズの魔法使いに会います。そこから今度は悪い西の魔女を倒すため旅を始めます。

すったもんだあり西の魔女を倒し再びオズの魔法使いに会うのですが、この時にオズの魔法使いの本当の正体が分かります。

偉大なる魔法使いオズ、実はただの詐欺師っていう。
私はアニメで「オズの魔法使い」のストーリーを知ったのですが、この時は衝撃でしたね。今もはっきりと覚えています。アニメでは「果たしてその正体は!?来週につづく!」を上手に使って子ども心をガッツリ掴んでいました。

魔法使いはドロシーを気球に乗せて家に帰してあげるというのですが、ハプニングが発生して乗れず。置いて行かれてしまいます。そこで南の良い魔女がなんとかしてくれるかも?という話になり、またまた旅に出る一行。

最終的にはドロシーのはいていた魔法の靴であっさり帰ります。え?だいぶ最初からはいてたよね?という話なのですが、「かかとを3回ぶつけて念じれば好きな場所に行ける」のがこの魔法の靴の能力だとここでやっと判明。そもそも北の良い魔女がそれを知っていたらこんな苦労しなかったのに~などと思いながらみていましたが、すべてが丸く収まって子ども心に納得でした。

「オズの魔法使い」の登場人物

ドロシー(声・島本須美)

主人公。飼い犬のトトと共に竜巻にあい、家ごとオズの国に来てしまう。はっきりした性格で物おじしない少女。

かかし(声・安原義人)

トウモロコシ畑でドロシーと出会う。脳がないので「考える」事ができず、オズの魔法使いから脳をもらうため旅に同行する。

ブリキの木こり(声・神山卓三)

長い間雨で錆びつき動けなくなっていたところ、森の中でドロシーと出会う。元は人間であったが東の魔女に恋人との仲を妬まれ、ブリキの木こりにされてしまった。その際に心もなくしたようで、心をもらうため一向と旅をする。

ライオン(声・永井一郎)

ブリキの木こりと出会った森の出口でドロシーと出会う。ライオンだが非常に憶病。勇気をもらうためオズの魔法使いに会いたいと旅に同行する。

モンビ(声・北川智恵)とチップ(声・野沢雅子)

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