松村和子とは
松村和子さんのお父様は歌手で北海芸能プロダクション社長の松村一郎さん、そしてお母様は民謡歌手で、民謡茶屋「じょんがら」を経営していたそうです。音楽一家に生まれたので、幼い頃から音楽が身近に会ったことが判りますね。
1980年4月にデビューしたのですが、その時のスタイルがロングヘアー姿で津軽三味線をギターの様に操るという異色のものでした。下の曲紹介で動画がありますが、これがまたカッコイイんですよねぇ
ちなみにデビュー当時のキャッチフレーズは「帰ってきた男衆(やんしゅう)演歌」でした。
それではさっそく大ヒット曲「帰ってこいよ」を聴き直してみましょう!
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大ヒット曲「帰ってこいよ」
「帰ってこいよ」は1980年4月に発売された松村和子さんのデビュー曲です。
ビクター音楽産業より発売されました。
第22回日本レコード大賞の新人賞、第13回日本有線大賞の最優秀新人賞を受賞したこの曲は、累計68万枚を超える売上を記録した大ヒット曲でした。
松村和子さんはこの曲で1981年の紅白歌合戦にも出場を果たしています。
ちなみにこの曲は青森県にあるリンゴの産地の「お岩木山」をテーマにしたご当地ソングでした。
イントロから掴みが素晴らしいと思いました。そしてサビはほんとに耳に良く残りますねぇ
1980年代を代表する演歌だと思います。
デビュー当時の松村和子の歌唱はこちら
楽曲に携わった人達
作詞:平山忠夫
平山忠夫さんは演歌を中心に作詞を提供されている方で、特に松村和子さんの楽曲を多く手掛けています。
あまり表に出ていない方なので情報が少ないですが、大変素晴らしい歌詞を提供されている方です。
作曲:一代のぼる
一代のぼるさんは24歳の時に大分県から上京し、流しのかたわら作曲を独学した方です。
本名は首藤正毅さんといいますが、芸名である一代のぼるの名付けの親は戦後歌謡界を代表する作詞家の一人である星野哲郎さんでした。
松村和子さん以外にも千昌夫さん、小林旭さん、水前寺清子さん、村田英雄さんらの楽曲を作曲しています。
編曲:斉藤恒夫
斉藤恒夫さんは、愛知県豊川市出身の作曲家・編曲家です。
2009年には編曲者として古賀政男音楽博物館が定める「大衆音楽の殿堂」入りを果たしました。
代表曲には北島三郎さんの「北の漁場」、小林旭さんの「昔の名前で出ています」、森昌子さんの「おかあさん」、山本譲二さんの「みちのくひとり旅」、渡哲也さんの「くちなしの花」などがあります。
松村和子の「帰ってこいよ」を聴き直してみて
松村和子さんの「帰ってこいよ」はいかがだったでしょうか?
私は勿論この曲を知っていたのですが、青森のご当地ソングであることは知りませんでした。
今から40年ちかく前にこのスタイルで演歌を歌ったのは、かなりセンセーショナルだったのではないでしょうか?とにかく素敵でしたよね!
「帰ってこいよ」の後にはシングルで「お加代ちゃん」「菜の花咲いてた」「こんな男に惚れてみろ」「かえりの港」「天」などを発売している松村和子さん。
2008年には「風の津軽」で久しぶりに三味線を弾きながらのスタイルを披露しています。
ブログを確認してみるとまだまだ活動中の様子ですので、これからの活躍にも期待したいですね!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。