さとう宗幸とは
 
  	当時のさとう宗幸さん
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さとう宗幸さんは学生時代から歌声喫茶でギター片手に歌い、セミプロのフォークソング歌手でした。
「青葉城恋唄」のヒットをきっかけに全国区の人気者となり、「2年B組仙八先生」では伊達仙八郎として主演もしましたよね。この時は後のシブがき隊との共演でした。
歌手だけではなく役者もこなされていたさとう宗幸さんですが、現在は役者はやっていないとか。
そこで、今回は歌手としてのさとう宗幸さんの作品を振り返ってみたいと思います。
さとう宗幸 公式ホームページ
さとう 宗幸 KING RECORDS OFFICIAL SITE
名曲「青葉城恋唄」
「青葉城恋唄」は1978年にリリースされたさとう宗幸さんのファーストシングルになります。
この作品は競作であり、コーラスグループのダークダックスも歌っていました。
 
  	この歌は仙台城(青葉城)の城下町を基礎に発展した宮城県仙台市の風景が歌われており、ラジオのリスナーだった仙台在住の星間船一さんによる失恋の叙情詩で、さとう宗幸さんによってイ長調の曲が付けられ曲として生まれました。
それまでは「ご当地ソング」がなかった仙台市の後押しもあり全国的に大ヒットしました。そして、さとう宗幸さんは数々の音楽新人賞を獲得し、仙台を代表する曲の一つとなったんですね。
これぞさとう宗幸さんの代表曲であり、これからも歌い継がれていく名曲です。
その他の曲
岩尾別旅情
「岩尾別旅情」は1978年にリリースされたさとう宗幸さんのセカンドシングルです。
この曲は作詞・作曲共にさとう宗幸さんが行っています。
 
  	この曲は北海道の知床半島を旅する人にとっては思い出深い曲なのではないでしょうか?
特に岩尾別ユースホステルを利用したことがある方にとっては、忘れられない歌なのだろうと思います。
岩尾別ユースホステルは熱烈なもてなしとサービスで格別の存在だったと言われています。
そこで歌われる定番のこの曲は、今でもカラオケの定番になっています。
土湯讃歌
「土湯讃歌」は1980年にNHKの『みんなの歌』で全国区に初披露されました。
シングルでのリリースは無く、アルバムのみに収録されています。
 
  	福島県にある土湯温泉にまつわる四季を歌ったこの曲は、1978年にNHKのカメラマンが土湯温泉周辺の自然を取材し、当時流行していた「青葉城恋唄」のような曲を作ろうとして生まれた曲です。
「土湯自然友の会」の例会で初披露された後にラジオで流れた際にはリクエストが多数寄せられ、ついには『みんなの歌』に採用されることになりました。
しかし、レコード会社の意向により、さとう宗幸さんではなく倍賞千恵子さんとダークダックスの競作で発売されました。その後、さとう宗幸さんもご自身のアルバムに収録されています。
福島県民にとっては一度は耳にしたことのある曲であり、福島県福島市土湯温泉町には歌碑も建立されています。
さとう宗幸を振り返ってみて
 
  	現在のさとう宗幸さん
欅伝説/さとう宗幸 - YouTube
美しく穏やかで、心安らぐ歌声のさとう宗幸さん。
現在でも歌われており、その歌声は健在でした。
私事ではありますが「青葉城恋唄」は私の父が大好きな曲であり、私も子供の頃から何度も耳にしていました。
その為、大変思い入れがあり、心の奥の方に生きづいている名曲だと思っています。
もしかしたら、この記事を読んで下さっている方も、同じ様に親が聴いていたという場合もあるかもしれませんね。私より上の世代の方には、きっと懐かしい思い出が詰まっている曲なんだと思います。
名曲を残してきたさとう宗幸さんには、これからも末永く歌い続けて頂きたいですね!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
 
     
    



