2019年3月8日、真璃子ニュー・シングル「Present」発売
かつて「とんねるずの妹」と呼ばれた歌手の真璃子さん。
当時からアイドルの枠を超えた活躍を続け、現在も出身地福岡を中心にライブ活動やラジオのレギュラー番組など、変わらぬ魅力で活動を続けています。
そんな真璃子さんの「今」を表現するニュー・シングル「Present」が発売!
リリースを記念して、ミドルエッジにてインタビューの機会を頂戴いたしました。

真璃子
それでは、真璃子さんインタビューをご覧ください!

1984年「決定!全日本歌謡選抜」オーディション企画「スターは君だ!!」でグランプリ獲得が決まった瞬間はどのような心境でしたか?

中学2年からオーディションを受けて6つ目のオーディションでの優勝でした。やっとデビュー出来る!早くデビューして歌いたい気持ちでいっぱいでした!

受賞後、1986年「私星伝説」でデビューなさいました。当時は高校生だったと思うのですがデビューまではどのような日々を送っていらっしゃいましたか?

都立の定時制高校に通いながら生活のメインは歌、ダンスのレッスンとラジオ、ドラマ、映画などオーディションを沢山受けていました。事務所には毎日通い電話番もしていました。

3枚目のシングルレコード「夢飛行」で1986年の第28回日本レコード大賞新人賞、第17回日本歌謡大賞放送音楽新人賞を獲得されました。18歳でスターダムに駆け上がりましたが、当時はどのような環境変化がございましたか?

身に余る数々の賞を頂き有難く嬉しい気持ちとヒット曲を出さなければ!と強いプレッシャーも同時に感じました。当時の賞レースは番組視聴率も良かったので真璃子を知って頂くきっかけになりましたが、個人的には特に環境の変化はなかったですね。

「コムサ・DE・とんねるず」「ねるとん紅鯨団」といったとんねるずさんの人気番組のテーマソングに起用されました。当時は「とんねるずの妹」と呼ばれていましたが、お二人との関係で印象深いエピソードはございますか?

とんねるずのお二人とは同じ事務所で、本当にとんねるずのお二人にはお世話になりました。今の活動が出来ることもお二人やスタッフの皆さんのおかげです。
当時、とんねるずのお二人の番組だったラジオのオールナイトニッポンも毎週のように楽しみに聴いていました!
私にとってとんねるずのお二人は、眩しいスターで格好良いお兄さんのような存在でした。会うたび「頑張れよ!」とお声をかけてもらっていました!
一番印象に残っているのはドラマ「時間ですよ ふたたび、たびたび」で共演させて頂いたことです。

80年代のアイドル、私生活にも様々な制限がおありだったと思います。「今だから話せる」当時の私生活のエピソードなどお聞かせください!

有難いことにとても守られていたので何も不自由はなかったのですが、友達や知り合いと会う時のプライベートスケジュールも仕事のスケジュールとのバランスもあってすべて事務所に管理してもらっていました。プライベートな時間は友達と会っているときの時間だけでしたね。

芸能界で当時仲の良かった方はいらっしゃいましたか?どのようなテレビ番組をご覧になっていましたか?

芸能人の友達は少なかったのですが南野陽子さん、本田美奈子さんと仲良くしてもらっていました。一緒にディズニーランドに泊まりで遊びに行った楽しい思い出があります。島田奈央子さん、西村知美さんとはカラオケに行ったりしました。
観ていたテレビ番組はヒットスタジオや歌番組にドラマが多かったですね。「みなさんのおかげです」は勿論、バラエティーも好きで観ていました。

長い時間を経ての芸能界復帰です。80年代と今、肌で感じる芸能界の違いはございますか?

私もまだ活動を本格的に再開して月日が経っていないのであまり肌で感じる部分というのは実感していないように思います。
10代でデビューして何も分からない状態でしたのでラジオやテレビ、ドラマの現場で色んなことを教えて頂きました。あの頃鍛えてもらったおかげで今の活動の情熱に繋がっています。

1986年のデビューから真璃子さんの楽曲制作に長く関わられてきた松井五郎さんと山川恵津子さん。日本の歌謡界を代表するお二人ですが、アイドル時代から現在までお付き合いを続けていらっしゃるなかでお二人の印象を教えて下さい。

松井五郎さん、山川恵津子さんは私のデビュー当時に作品を作って頂き、松井五郎さんはデビュー前に打ち合わせでお会いしたのが最初の出会いです。緊張していてあまりお話し出来なかったことを覚えています。
約30年振りに再会してはじめて色んなお話しをさせて頂きました。話題が豊富でとても楽しい方です。私の活動再開が出来たのも松井五郎さんに感謝しています。

山川恵津子さんはデビューの頃アレンジ、作曲、コーラス、仮歌でもお世話になっていたのでレコーディングでよくお会いしました。私が当時のアイドル枠では珍しかったようですがレコーディングが好きで自分の歌入れ以外の日もスタジオにレコーディングを見に行っていたんです。本当に格好よくて憧れでした。
松井五郎さんと再会出来たのも山川恵津子さんのお声がけがあったからなんです。本当に有り難く思っています。

今回のリリースツアーで訪問予定の東京・名古屋・大阪。それぞれの都市で思い出は何かございますか?

東京は活動再開して初のワンマンライブでやっと東京でのライブ!張り切っています。元々80年代~90年代の活動時期もあまりライブはやっていなかったので今、ライブでお客様にお会いできることをとても嬉しく思っています。
名古屋、大阪も新曲キャンペーンやラジオ、ドラマで伺っていたのですが東京同様あまりライブはやっていなかったのでこれから少しづつでも活動再開したことに気付いてくださったお客様にお会い出来たら嬉しいです。

3月8日に発売された新曲「Present」についてお聞かせ下さい。”年を重ね、誰もが感じることを、自然なスタンスで素直に歌います。”とお話されています。 アイドル時代と現在、歌い伝えることの意味に変化はございますか?

新曲「Present」にはふたつの意味があります。
ひとつはプレゼント。贈り物ですね。 もうひとつは現在。
英語で過去はPast、未来はFuture。 今はPresent。
この瞬間に起きていることは空からのプレゼントなんだという、大きなテーマが隠れています。
わざわざ思い出を作るなんて考え方はしなくていい。瞬間を大事に生きていればいつか心を揺らすものが思い出なんだ、という気持ちで、私の中にある心を揺らす一枚の写真をイメージしながら歌いました。
「あたたかい ご飯を食べて 出来るだけ夢見て眠ろう」
「今日が明日へ 明日が未来へ 続いて行くから」と、2番の歌詞のあたたかさに涙が溢れました。
新曲「Present」の作詞をして頂いたのは、今井美樹さんの初期の楽曲も書かれている佐藤純子さん。佐藤純子さんとは、私のデビューの頃、仲良くして頂いていて色んな話しをしていました。
でも私の曲に作詞して頂いたのは今回がはじめてなんです。約30年の時を経て、不思議ですね。まさに「今」この瞬間に、この「Present」を頂いたんです。
私は、感じました。
今回、新しいプロジェクトを組んで前に進もうてしている私に届いた、佐藤純子さんからのPresentなのだと。
この曲を聴いてくださった方にも「Present」が届くことを願っています。
アイドル時代は「私を見つけて!私に気づいて!私は、ここにいるのよ!」と必死で歌っていました。
今は「私を見て!聴いて!」というより、たまたまのタイミングであったとしても私の歌を聴いてくださった方との出会いだと思うので、どんな時でもその時1回きりの歌、と思って大切に歌っています。
私の歌を聴いてくださった方の少しでも人生の一部に息づく歌を歌えたら幸せです。

ファンの皆様に向けて、メッセージをお願いいたします!!

歌いたい情熱の塊の今の真璃子の歌を感じてほしい…
ライブに是非いらしてください!お待ちしています。
リリースツアー
3月10日(日) | 東京・下北沢 Com.Cafe音倉 |
3月20日(水) | 名古屋・栄 Live DOXY |
3月21日(木・祝日) | 大坂・西天満 Rumio |

詳細はオフィサルサイトにて!
真璃子 Official Website
真璃子(@maricomarico7)さん | Twitter