グロリア・ゲイナーとは

グロリア・ゲイナーは1949年にニュージャージー州のニューアークで生まれました。
あまり裕福な家庭ではなかったのですが、父親はウクレレとギターを弾き、幼少期からいつも傍らには音楽があったそうです。
ナイトクラブで歌う様になったグロリア・ゲイナーは、ジャズ/R&BミュージックバンドのSoul Satisfiersで歌手として活動をします。
そして1965年にソロデビューを果たします。
ファーストアルバムから話題を呼び、初代ディスコクイーンと呼ばれているグロリア・ゲイナー。
「恋のサバイバル」以外のヒット曲に「リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア」(’75年)、「アイ・アム・ホワット・アイ・アム」等があります。
グロリア・ゲイナー 公式ホームページはこちら
Gloria Gaynor :: Official Website – Gloria Gaynor, the Queen of Disco, Grammy Winner, singer of "I Will Survive" and many #1 Hits.
大ヒット曲「恋のサバイバル 」
この曲はグロリア・ゲイナー1978年10月にリリースした大ヒットシングルです。
世界中で1400万枚という驚異的な売上でした。
全米レコード協会(RIAA)でプラチナディスクを記録しています。

1980年のグラミー賞に輝いたこの曲は、グロリア・ゲイナーの代表曲であるとともに、この当時のディスコサウンドの象徴にもなっている大ヒット曲でした。
単なるディスコサウンドにとどまらず、女性の強さや同性愛者への応援歌としても受け入れられており、まさに世界的な曲だと思われます。
この当時のディスコサウンドって、なんだか身体が勝手に踊り出す様な曲が多いですよね。
ことこの曲に関してはまさにそうだと思いました。
世界中でカバーされている「I will survive」を聴き比べてみる
日本の「I will survive」
日本では1979年5月に布施明さんが日本語で歌っています。邦題は「恋のサバイバル」
翻訳は布施明さんご自身が行ったそうです。
布施明さんの歌唱力が凄過ぎて、なんか別の曲に感じました(^^)/
それにしてもご自身で和訳して歌詞につけるなんて凄い語学力ですよね。
素晴らしい!
こちらは麻生よう子さんの「恋のサバイバル」。
こちらの「恋のサバイバル」は藤公之介さんという方が対訳しており、布施明さんの楽曲とはちょっと違っています。
競作曲となったんですねぇ
なかなか力強い歌い方で、グロリア・ゲイナーにも負けてない気もしました。
インドの「I will survive」
インドのUSHA UTHUPという女性シンガーがヒンディー語で歌った「I will survive」。
ヒンディー語のタイトルは「Lelo Dil Mera」でした。
イントロから"レロレロ デルメーラレロ"って言ってます(笑)
なんだろう・・・ 失礼なんだろうけど、どうしても笑ってしまいます。
初めて聴いた時は爆笑してしまいました(^^)/
いいわ~ ヒンディー語いいわ~
メキシコの「I will survive」
こちらはメキシコのカルミンというシンガーが歌っていると思われる「I will survive」。
メキシコなのでスペイン語での「I will survive」になります。
サビの"Quiero Vivir"がゲロビービーって聞こえます(笑)
絶対ゲロビービーって言ってます。間違いないよなぁ・・・
フランスの「I will survive」
フランス語、かなりイケてます!
なんかねぇ シャンソンがディスコミュージックになったみたいです!
これはいい・・・
ちなみにこのフランス人のレジーヌさんが歌っている「I will survive」はフランスでは「Je Survirai」という仏題になってますね。
グロリア・ゲイナーを聴き直してみて
グロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」はいかがだったでしょうか?
流石は世界で1400万枚を売り上げているだけあって、世界中でカバーされていましたね!
日本でも当時ディスコに行っていた方に聞いたところ、やはり1980年あたりにはディスコでかなり流れていたそうです。
この時代のディスコサウンドは、どこか温かみを感じますが、そこにはやはり懐かしさもあって、大好きなサウンドです(^^)/
ちなみにグロリア・ゲイナーはまだ現役で活躍されてるので、これからも応援したいですね!