【アリー】往年の名画「スタア誕生」のリメイク変遷を見てみましょう【レディー・ガガ】

【アリー】往年の名画「スタア誕生」のリメイク変遷を見てみましょう【レディー・ガガ】

何度もリメイクされてる名画は数多くありますが、アカデミー賞のノミネートにも上がっている「アリー」も、往年の名画「スタア誕生」の3度目のリメイクです。そのリメイク変遷をたどってみます。


基本的なあらすじは、リメイク元とほぼ一緒です。
違うのは、前回が俳優、スクリーンの世界だったものが
今回はミュージカル、ショウビジネスであること。

主演がジュディ・ガーランドであればそれも当然ですね。

2度目のリメイク版「スター誕生」

2度目のリメイク版は、日本語名は「スタア」ではなく「スター」
「スタア」というと「銀幕のスタア」とか、ちょっとレトロなイメージ
「ザ・ハリウッド」といった響きがありますが
今回はハリウッドとは全く別設定になります。ミュージックシーンです。
それが理由で「スター」になったのかもしれません。

1976年公開。
主演:バーブラ・ストライサンド クリス・クリストファーソン
監督:フランク・ピアソン

製作総指揮:バーブラ・ストライサンド

下の方に「ウッドストック」をほうふつとさせる画像がありますね。
つまり男性はこういう「スター」なわけです。

「スター誕生」Blue-lay版

Amazon | スター誕生 [Blu-ray] | 映画

あらすじ

破滅的な行動をするロックスターが、深夜のクラブで魅力的な声の歌手を見つけます。
翌日のコンサートで彼女を連れて会場入りするも
舞台でバイクを乗り回して設営を破壊し、彼女は置いてきぼりに。
やっと探し出した彼女と、曲作りをしていくうちに、ふたりの間に愛が芽生えます。
彼女のための曲作りに没頭する彼に周囲は困惑しますが
コンサートで彼女に歌わせると、観客は熱狂。
一気に有名ミュージシャンの仲間入りをします。
彼と彼女は結婚、しかし彼女の人気とはうらはらに、彼の人気は凋落を始め
さらに彼女の晴れ舞台で失態を演じ、後悔。
彼女は彼とツアーに行きたいと言いますが
彼女の足を引っ張っている自分を痛感した彼は、愛車の赤いフェラーリで暴走します。

最新作「アリー」の中で
「鼻が大きいから、整形しないとデビューできないと言われた」
というシーンがあるのですが
これはガガ自身の実体験だそうです。
でも、上の画像を見れば一目瞭然ですけど、
バーブラもそんなことを言われていたんじゃないかな。
実際、「サウスパーク」というバラエティアニメでは
バーブラの鼻のことをめっちゃ揶揄されてましたからね。

元作品とリメイク作品、共通するプロット

あらすじ3編を見れば
(さらに、もう「アリー」を観た方ならおわかりと思いますが)
内容に共通項があるのがはっきりしていますね。

落ち目の兆しのある男性スターと、まだ駆け出しの女性タレント
やや強引にすぎる男性からのアプローチ
お約束のごとき女性の才能と開花
ふたりの結婚
男性の凋落は止まらず、彼女の晴れ舞台での失態
彼女の「彼をささえるため」の献身と
それを回避するための彼の決断。

バックボーンとなる舞台が違っても、扱われる素材が違っても
これらのプロットはすべて変わりません。

また、主人公二人の名前もある程度踏襲されていました。

タイトル 男性主人公 女性主人公 女性の芸名
「スタア誕生」 ノーマン・メイン エスター・ブロジェット ヴィッキー・レスター
「スタア誕生」リメイク ノーマン・メイン エスター・ブロジェット ヴィッキー・レスター
「スター誕生」 ジョン・ノーマン・ハワード エスター・ホフマン なし
「アリー/スター誕生」 ジャクソン・メイン アリー なし

また、あらすじだけではなく、プロデュースする内容としても
主人公の女性を演じる女優は、すでにショウビジネス界で実力の確立している人であること
その女優の魅力を最大限に活かせる舞台装置であることも
共通していますね。

ですが、同じようなあらすじ、同じようなプロデュースで
前作を凌ぐような印象を観客に与えるのは
並大抵ではないと思うのです。
その難しいリメイクを何度も重ねて、なお
毎回興行成績を残している、すごい作品群なんじゃないでしょうか。

印象的なラストシーン 最新作も

そして、ラストシーンが印象的なのも、共通しています。

元作品とリメイク2作は、スターである彼女が大衆に向かい
「ノーマン・メイン夫人です」とイントロデュースします。
自分をここまで引き上げてくれた彼がいたからこそ
スターとなった自分を
「彼とともにある自分」として宣言するところで、映画は終了します。

最新作「アリー」はどうでしょうか?
ぜひご自分の目でご覧になってみてください。

関連する投稿


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ネメシス』が発売されます。


懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

藤子・F・不二雄による名作の数々を紹介する書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が、8月7日(木)より全国のフェア参加書店にて順次開催されます。


「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

1991年3月にミステリーハンターとして登場されると出演回数8回で、出演回数ランキング33位となるジュリー・ドレフュス さん。2013年出演のドラマ「老舗旅館の女将日記」を最後にメディアで見かけなくなり気になりまとめてみました。


「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

2000年4月から『ひとりでできるもん!』に主人公・今田まい(3代目まいちゃん)役としてレギュラー出演した伊倉愛美さん。現在は結婚されお母さんに・・・。


最新の投稿


MR.BIGの名盤『ヘイ・マン』30周年記念盤が発売決定!エリック・マーティン来日公演も開催

MR.BIGの名盤『ヘイ・マン』30周年記念盤が発売決定!エリック・マーティン来日公演も開催

MR.BIGが1996年に発表した4thアルバム『ヘイ・マン』の30周年記念盤が、2026年5月8日に全世界一斉発売されます。未発表のファイナル・ミックスや貴重なライブ音源を多数収録した豪華仕様。さらに、ボーカルのエリック・マーティンが天才ギタリストLi-sa-Xらと挑むアルバム再現来日公演も決定しました。


ざわ…!『カイジ』×『ドンジャラ』の悪魔的コラボがAmazon解禁!自宅で17歩の緊張感を味わえ

ざわ…!『カイジ』×『ドンジャラ』の悪魔的コラボがAmazon解禁!自宅で17歩の緊張感を味わえ

福本伸行氏の人気漫画『カイジ』と、バンダイの国民的ゲーム『ドンジャラ』が奇跡のコラボ!「大人ドンジャラ『逆転闘牌カイジ』」が、2026年3月よりAmazonや公式ストアで販売ルートを拡大します。名シーンを再現した「役」や、特殊ルール「17歩」を搭載。圧倒的熱狂と緊張感を、自宅で手軽に楽しめる逸品です。


田原俊彦、伝説の映像が再び!『KING OF IDOL HISTORY in TBS Vol.2』発売決定

田原俊彦、伝説の映像が再び!『KING OF IDOL HISTORY in TBS Vol.2』発売決定

「KING OF IDOL」田原俊彦の輝かしい足跡を辿る映像集の第2弾が登場!TBSが誇る貴重なアーカイブから、『ザ・ベストテン』『たのきん全力投球!』などの瑞々しいパフォーマンスを厳選収録。「抱きしめてTONIGHT」や「ごめんよ涙」など、歌謡史を彩るヒット曲満載の豪華4枚組が2026年7月に発売されます。


SF映画黄金期の熱狂を凝縮!『SF映画ポスター・コレクション '60s - '80s』が3月発売

SF映画黄金期の熱狂を凝縮!『SF映画ポスター・コレクション '60s - '80s』が3月発売

SF映画の歴史が大きく動いた1968年から1987年まで。本作は、その「黄金期」を彩った世界各国の傑作映画ポスターを550点以上収録した究極のコレクションです。『2001年宇宙の旅』から『ロボコップ』まで、本邦初公開となる貴重な資料や、AI時代だからこそ響く「人の手による表現」の凄みを一冊に凝縮しました。


マッチ、62歳の誕生日を祝う!『近藤真彦 Birthday Live 2026』東京・大阪で開催決定

マッチ、62歳の誕生日を祝う!『近藤真彦 Birthday Live 2026』東京・大阪で開催決定

歌手の近藤真彦が、2026年7月19日に62歳の誕生日を迎えることを記念し、バースデーライブを開催する。7月14日・15日の大阪・オリックス劇場を皮切りに、22日・23日には東京国際フォーラム ホールAで各2公演を実施。トップスターとして走り続ける「マッチ」の現在地を体感できる特別なステージだ。