みなさん、こんにちは。筆者のはんまのままです。
記憶をくすぐる大人のメディア「Middle Edge」でご紹介するのは、演歌界の宝といわれている演歌歌手の福田こうへいさんです。
2012年にデビューして今年で6年目で新人といわれてもおかしくない芸歴にも関わらず奥様方に始め中高年の世代に大人気の福田こうへいさんの歌手デビューから現在に至るまでの軌跡をたどりたいと思います。
ずば抜けた歌唱力

福田こうへい
福田こうへい|コンサートチケット情報・販売・予約は ローチケ[ローソンチケット]
突如現れたという表現がぴったりな演歌歌手の福田こうへい。その人気は皆が知っていることではありますが、どこからいつ現れたのかと思いませんか?
いつの間にかデビューしていたのにも関わらず新人歌手に多く見られる「若さ」が乏しい印象、抜きんでた歌唱力と端正なマスク、下積みという機関があったのかも一見ベールに包まれているように思えますね。

歌手デビュー2年目にして大ヒット曲の「南部蝉しぐれ」はまだ記憶に新しいところではありますが福田こうへいが如何にして歌手デビューへと向かったのかを少し振り返ってみたいと思います。
この民謡を歌っている福田こうへいはまだ素人時代の時で本名の福田廣平で出場していた民謡大会での姿です。民謡歌手の父を持ちながらも歌うことなく幼少期を過ごし、父親が嫌い民謡が嫌いだったということですが、歌唱力は父親譲りなのかもしれません。
お国訛りの福田こうへいも素の感じでファン必聴だったんでしょうね。
数々の民謡大会に出場し素晴らしい成績を収めた福田こうへいがいよいよデビューとなったのが2012年でした。
演歌歌手としてデビュー
福田こうへいの芸歴を見ていくと疑問に思うところがあります。
2010年6月に「南部蝉しぐれ」という曲でメジャーデビューしています。ですが公式サイトを見るとファーストシングルは2012年10月24日に発売された「南部蝉しぐれ」となっているからです。
どうやら2010年6月にシングルリリースされていたが、鳴かず飛ばずの状態だったためジャケット画像を変更し再リリースしたところ売れ始めたということらしいですが、公式サイトにもその事実が記載されていないので、福田こうへい自身は忘れてしまいたい過去の1つになっているのかもしれませんね。

南部蝉しぐれ
福田こうへい 南部蝉しぐれ /【Buyee】 "Buyee" Japan Shopping Service | Buy from Yahoo! Buy from Japan!
上の画像がデビューシングルとして発売された「南部蝉しぐれ」、下がジャケット画像を変えて再リリースされたバージョンです。演歌歌手としてなら下の画像の方がしっくりしますね。

南部蝉しぐれ
この曲のヒットがきっかけで演歌歌手なら憧れの番組の1つでもあるNHK紅白歌合戦にも初出場を果たしています。
さらに歌手デビューのきっかけになった民謡の「南部牛追唄入り」を曲中に入れたバージョンもあります。
2年間のブランク
NHK紅白歌合戦への初出場を家族に伝えている映像などからは想像もできないことではありますが、ブランクとはどういったことなのでしょうか。
2014年まで所属していた事務所との専属契約確認の裁判のため、2年以上も新曲を出せなかった福田。
https://www.tokyo-sports.co.jp/blogwrighter-note/1307/福田こうへい 2年の“ブランク”ものともしない人気の秘密 | デスク発ウラ話
「福田こうへい」を検索すると様々な言葉が出てきます。中でも気になったのが「2年間のブランク」でした。
2012年にデビューした演歌歌手のセカンドシングルリリースが2014年というのはあまりにも間隔が空きすぎています。どうしたのでしょうか。
これはどうしたことでしょう。どの音楽事務所もデビューした新人歌手との間に契約トラブルが生じるなんて聞いたことがありません。
どちらがどうだということは決着がついていることなので言いませんが、裁判中は新しく曲を出すことができないということで新人演歌歌手としてはとても痛い始まりだったと思います。
これからという時期にメディアに登場することができても活動に対して大きな声で発信できないということがどれほど辛くあったかということが伝わってきます。
復帰後の人気
2年間という月日はとても長く、新人歌手としてヒット曲はあれども知名度や名声などが2年後にも付いてくるのか!と心配していた人も多かったと思います。
その心配をよそに福田こうへいの活躍はとどまることを知らないようにまっすぐトップ歌手へと昇っていきました。

峠越え
「峠越え/南部のふるさと」 | 福田こうへい オフィシャルウエブサイト
見た目も変わらず歌声も変わらず、待ちに待った2枚のシングルリリースを待っていたのはファンだけではなかったと思います。氷川きよし以降の人気演歌歌手が出てきていない演歌界でも待っていた大御所たちは多かったのではないでしょうか。
本物の歌声を持っている歌手はいつでもどんな時でも歌えるものなのでしょうか。ボイスレッスンはもちろん行ってはいたと思いますが、表舞台で歌うことが少なかった福田こうへいの完全復帰といってもいい歌声でした。

おんな船頭唄~三橋美智也カバーシングル盤~
Amazon | おんな船頭唄~三橋美智也カバーシングル盤~ | 福田こうへい, 藤間哲郎, 高野公男, 横井弘, 小町昭, 山田年秋 | 演歌 | 音楽
コンサートでしか歌わないと言われている「おかげさま」という曲を2015年1月1日に、亡き三橋美智也の曲「おんな船頭唄」を「おんな船頭唄~三橋美智也カバーシングル盤~」として2016年1月27日にリリースしています。
福田こうへい自身、三橋美智也を憧れの存在としていたようでステージなどでも三橋美智也のヒット曲を歌っていたそうです。
「三橋美智也さんのような存在になりたい」と民謡歌手でもあった昭和の大歌手を目標に挙げ、実際にステージでも「古城」など三橋さんの曲を披露している。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/02/20/kiji/K20130220005234290.html福田こうへい 平成の三橋美智也だ!サブちゃん絶賛「歌謡界の宝に」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
この声を聴いた演歌界の大御所でもある歌手の北島三郎も演歌界の宝になると称したほどの歌声のようで、民謡で培った声量と心に思うものとが演歌歌手、福田こうへいを作り上げているのかもしれません。
無名の民謡歌手が注目されたきっかけは、1月8日に初出演したNHK「歌謡コンサート」。その歌声は共演した北島を「日本歌謡界の宝になる」とうならせた。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/02/20/kiji/K20130220005234290.html福田こうへい 平成の三橋美智也だ!サブちゃん絶賛「歌謡界の宝に」― スポニチ Sponichi Annex 芸能
現在の活動
2年間のブランクがあったため連続出場記録とはならなかったNHK紅白歌合戦にも復活し順風満帆の未来が待っている福田こうへい。現在も歌手として大活躍をしシングル曲も毎年リリースしているようです。
東北訛りは言葉の端々で聞き感じることができますね。東北出身の上京者には懐かしい響きなのではないでしょうか。

道ひとすじ
Amazon | 道ひとすじ | 福田こうへい, 仁井谷俊也, 前田俊明 | 演歌 | 音楽
最新のシングル曲は「天竜流し」という曲なのですが、「天竜流し/夫婦かたぎ」という形のものと「天竜流し/母恋酒」のあります。
「天竜流し/夫婦かたぎ」のカップリング曲でもある「夫婦かたぎ」は嫌いだったと公言していた父親の福田岩月の曲だったようです。では、「天竜流し/母恋酒」のカップリング曲「母恋酒」は母親に対してのものなのでしょうか。
メインの曲が同じでカップリング曲が異なるというシングルがリリースされたのですが、同日リリースではなく3か月後に「天竜流し/母恋酒」という形をとっています。
どんな形であれ親を思う気持ちは変わらないということなのでしょうか。
これからも活躍が期待されこれからの演歌界を担っていく存在になるであろう福田こうへいの応援の声は止むことなくあることでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
福田こうへい オフィシャルウエブサイト