【稲垣潤一】の「夏のクラクション」夏の終わりを告げるこの名曲をアンサーソングと共に振り返る

【稲垣潤一】の「夏のクラクション」夏の終わりを告げるこの名曲をアンサーソングと共に振り返る

1983年にリリースされた稲垣潤一さんの「夏のクラクション」。この曲にはアンサーソングがあったのをご存じですか?この記事では「夏のクラクション」を中心にアンサーソングと共に振り返ってみたいと思います。


稲垣潤一とは

稲垣潤一さんは1982年に「雨のリグレット」でデビュー。
同年にリリースされた「ドラマティック・レイン」など、多くのヒット曲を歌われています。

落ち着いた大人のポップスを聴かせてくれる稲垣潤一さん。
その安定感には脱帽ですね(^^)/

稲垣潤一 オフィシャルホームページ

稲垣潤一 Official Site

「夏のクラクション」について

「夏のクラクション」は、1983年7月21日にリリースされた稲垣潤一さんの5枚目のシングルです。

タイアップは富士フイルムのカーステレオ専用オーディオカセットテープ『GT-I』のCMソングでした。

稲垣潤一さんの曲の中では特徴的なサビの歌い方を聴ける曲ですよね!
そのサビの歌い方は、稲垣潤一さんが作詞をされた売野雅勇さんに直接提案して起用されたそうです。

尚、レコーディングは100テイクを超える程行われたそうです。力が入ってますよねぇ

この曲を聴くと、ほんとに夏が終わるなぁ・・・としみじみ思います。
これぞポップスの王道ではないでしょうか?

作詞:売野雅勇

ミドルエッジでも何度も記事で特集されている売野雅勇。
80年代90年代の音楽シーンを牽引した、日本を代表する作詞家さんですね。

売野雅勇さんについては詳しい記事がありますので、是非そちらも合わせて読んでみてください(^^)/

1980年代のアイドルブームから90年代、綺羅星のごとく登場した名曲たちを「作詞」で表現し続けた売野雅勇の代表曲を振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

作曲:筒美京平

日本が誇る作曲家である筒美京平さん!
この曲も筒美京平さんの作曲だったのですねぇ

筒美京平さんは2003年に紫綬褒章を受章されています。納得ですよね!

編曲:井上鑑

井上鑑さんといえば真っ先に頭に浮かぶのが、寺尾聰さんの「ルビーの指環」です。
数々のヒット曲を編曲されている井上鑑さん。

まさにプロフェッショナルの仕事だと思います。

アンサーソング「プラチナ・アストロノーツ」

「プラチナ・アストロノーツ」は、2002年6月26日にリリースされた稲垣潤一さん43枚目のシングルです。作詞も「夏のクラクション」に続いて、売野雅勇さんが担当されています。

名曲です!
いや、ほんとに、素晴らしいと思いました(^^)/

「夏のクラクション」より明るくややアップテンポではあるのですが、アンサーソングだけあって歌詞が素晴らしいです。しかも曲も素晴らしい!完璧です!! 作曲の鈴木キサブローさんと編曲の重実徹さん、やってくれたぜ!と思いました(^^)/

「夏のクラクション」と「プラチナ・アストロノーツ」の歌詞について

【夏のクラクション】

"海沿いのカーブを 君の白いクーペ 曲がれば夏が終わる"

これって、夏の終わりと恋の終わりの両方を感じることが出来るんですよねぇ・・・

"海沿いのカーブを 二つの夏が過ぎて 今年もひとりきりさ"

やっぱり夏の終わりと恋の終わりが重なってますよね。なんて大人な表現なんでしょうか。かっこいいわ(笑)



【プラチナ・アストロノーツ】

"海沿いのカーブを いくつの夏が過ぎただろう"

流石はアンサーソング!外しませんよねぇ この海沿いのカーブの表現は重要ですよね!

"遠ざかるクラクションに 君の声が聞えてくる"

あの夏に聞いたクラクションは、きっと永遠に忘れられないものなのだと思います。


歌詞のアストロノーツについて・・・

アストロノーツについての解釈なんですが、私としては2つ思い浮かべました。

一つ目はアクセサリー。
"風に揺れてる"とか"プラチナ"とついていることや、"片割れになった"とあるので、アクセサリーを思い浮かべました。

二つ目は夢。
あの当時思い描いていた夢。夏のクラクションでは"夢をつかまえて"とありました。その夢のことをプラチナ・アストロノーツと表現しているのではないかと思いました。

皆さんはどの様に解釈されましたか?
なんとなくクオリアを感じる歌詞ですが、流石は売野雅勇さんといったところでしょうか。
両曲ともに素晴らしかったですね(^^)/

「夏のクラクション」を聴き直してみて

いや~ 大人!(笑)
ほんとに大人を感じましたね(^^)/
私なんて精神年齢がおこちゃまだから、こんな大人の恋に憧れますね。

と、いうのは余談でしたが、素晴らしい名曲だったと思います。
なんといっても、作詞に売野雅勇さん、作曲に筒美京平さん、編曲に井上鑑さんで、それを歌うのが稲垣潤一さんって・・・
もう完璧ですよね!どうあっても素晴らしい曲になりますわ(^^)/

また、アンサーソングも良かったですねぇ・・・
個人的には、プラチナ・アストロノーツを皆様がどう解釈されるかが、とても楽しみです。

とにかく、夏の終わりにはこの曲!という「夏のクラクション」を記事に書けて良かったと思います。

稲垣潤一さん、まだまだ歌い続けてくださいね~(^^)/

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