ファミコンのプロレスゲームについて
子供の頃に散々やり込んだファミコン!!
そんなファミコンには、8種類のプロレスゲームがあったことをご存じですか?
漫画や実際のプロレス団体をモチーフにしたゲームなど、どれも工夫を凝らした作品だったと思います。
さっそく発売日順に確認してみましょ~(^^)/
1985年 キン肉マン マッスルタッグマッチ
『キン肉マン マッスルタッグマッチ』はバンダイより1985年11月8日に発売されたファミコンのカセットです。
開発は後にドラクエやFFの開発にもかかわる株式会社トーセでした。

バンダイが初めてファミコンに参戦したのが、この『キン肉マン マッスルタッグマッチ』でした。
とにかくブロッケンJr.が使いやすかったですよねぇ!(笑)
ミート君が投げる「命の玉」を必死で取り合ったのを覚えています。
一番盛り上がったのが氷のリング(笑) ツルツル滑って笑ってました!
開発秘話としては、ROMの容量上再現が難しい為に登場キャラクターが9人に絞られ、キャラクターも8頭身にせざるを得ななかったそうです。当時ならではの悩みですよね(^^)/
1986年 タッグチームプロレスリング
『タッグチームプロレスリング』はナムコより1986年4月2日に発売されたファミコンのカセットです。
開発は後に「熱血硬派くにおくん」や「ダブルドラゴン」などを手掛ける株式会社テクノスジャパンでした。

これやりましたよ~! フォールされてカウントがやばくなった時、ハリセンもった相方が助けにきてくれましたよね(笑) これ、物凄く印象に残ってます!
ちなみに、このゲームはもともと1983年12月頃からデータイーストリリースとしてアーケードで稼働されていました。その時のタイトルが『ザ・ビッグプロレスリング』。それがファミコン移植版として『タッグチームプロレスリング』になったんですね(^^)/
1986年 プロレス
『プロレス』は任天堂より1986年10月21日に発売されたディスクシステムでした。
開発は「謎の村雨城」や「スーパーフォーメーションサッカー」などを手掛けたヒューマン株式会社。現在は存続していません。

このゲームは散々やりました! とにかく面白かった・・・
スターマン最高ね(^^)/ スターマンのサマーソルトキック最高ね(^^)/
それにしてもファイターハヤブサのエンズイギリはめちゃくちゃ難しかったなぁ。全く当たらなかった記憶があります。
このゲームって、ディスクシステムのゲームの中でも屈指の名作だと思うんですよね。
またパーフェクトレスラーのグレート・プーマに挑戦したいぜ(^^)/
1987年 キン肉マン キン肉星王位争奪戦
『キン肉マン キン肉星王位争奪戦』は1987年5月1日にバンダイから発売されたディスクシステムのゲームソフトです。
開発は1986年に発売された『プロレス』にも携わったヒューマン株式会社でした。

かなり難しかった記憶がありますが、僕は完璧版マッスルスパークを出した気がするんですよねぇ・・・
ちなみに、大阪城の大将戦で、フェニックスとの闘いは記憶にあるのですが、その前のプリンス・カメハメとの闘いが完全にすっ飛んでます(笑) 覚えてないなぁ・・・
このゲーム、ファミ通でもファミマガでも、結構評判良かったですよね。キャラと必殺技の作り込みが、当時にしては結構しっかり出来てたからだと思います(^^)/
1989年 激闘プロレス!! 闘魂伝説
『激闘プロレス!! 闘魂伝説』は1989年09月1日にテクモから発売されたファミコンのカセットです。
開発についてですが、テクモの自社開発だった様子です。

当時大人気だった新日本プロレスをモチーフにしているゲームで、あれ?見たことあるぞ、なんてキャラが活躍するゲームでした。
とにかく画期的だったのが、実況ではないでしょうか?勿論当時なので音声ではありませんが、テキストとして画面下に実況が出るんですよね!これがたまらく良かったという声が多いです。
また、音楽がめちゃくちゃ良かったです!忍者龍剣伝を彷彿する様なサウンドででした(^^)/ 流石はテクモだぜ!!
1989年 スーパースタープロレスリング
『スーパースタープロレスリング』は1989年12月9日にポニーキャニオンから発売されたファミコンのカセットです。
開発は『クレイジー・クライマー』などに携わった日本物産株式会社でした。

このゲームはシングルプレイとダブルプレイが選択出来ました。
総当たりリーグ戦を繰り広げる熱いゲームだったと評判です!
ちなみに場外に出ると、何故か客席からスパナが投げ込まれて、それを使って殴打(笑) 笑えました(^^)/
1992年 WWFレッスルマニアチャレンジ
『WWF レッスルマニア チャレンジ』は1992年03月27日にホットビイから発売されたファミコンのカセットです。
開発もホットビイの様子です。

ハルク・ホーガンが操作出来るなんて感激で涙を流すファンもいたのではないでしょうか?(笑)
ゲーム操作性としてはとてもシンプルで、ひたすら連打が効果的なゲームでした。その分、こだわった技が少なかったとの声もありました。
クソゲーとの評価もありますが、誰もが簡単に楽しめるゲームって、やっぱりこの時代のレトロなゲームだったと思います。最近のゲームはごちゃごちゃしてて私には難し過ぎます・・・
なので、シンプルで楽しめたゲームも、見方によっては良かったのかもしれませんよ(^^)/
1992年 闘魂倶楽部
『闘魂倶楽部』は1992年7月24日にジャレコから発売されたファミコンのカセットです。
開発はコナミからの独立組であるナツメ株式会社でした。

この『闘魂倶楽部』が発売された1992年辺りから、徐々にスーパーファミコンに移り変わっていく頃でした。
このゲームはそんな中発売された、プラットフォームをファミコンとした最後のプロレスゲームでした。
8人のキャラクターの中から選び、勝ち抜いていくというゲームでしたが、最も印象的だったのは、アングルを変更出来るということではないでしょうか?とても画期的なことだったと思います。多くの方のお気に入りはナナメからのアングルだったみたいですよ~(^^)/
ファミコンのプロレスゲームを振り返ってみて
やはりファミコン本体とカセットの性能に限界があるのか、初期の頃から後期に至るまで、あまり大きな差はなかった様に思えました。そんな中で各ゲームがアイディアを練って個性を出そうとしていたのがよく判りましたね(^^)/
この8作の中で最もやり込んだのがディスクシステムの『プロレス』でした!
とにかく印象深いゲームで、スターマンのことばっかり思い出します(笑)
最近のプロレスゲームはグラフィックも操作性も、現実の世界の様なクオリティですが、このレトロな時代に熱中したゲームは、そのもどかしさの中に楽しかった思い出が詰まっている様に思います。
また懐かしいゲームを友達とやりたいなぁと思いました(^^)/
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