オータム・イン・ニューヨーク
「オータム・イン・ニューヨーク」は2000年に公開されたアメリカ映画。
リチャード・ギアとウィノナ・ライダーという2大スターの共演と美しい映像で評判になりましたね。プレイボーイで粋な(でもチャラい)男と、ある女の出会いと別れを描いた作品です。
ニューヨークで生まれた、ささやかな幸せと残酷を併せ持ったラブ・ストーリー。
ウィル、48歳。シャーロット、22歳。
親子ほどの年齢差の二人が出会ったのは、秋のセントラル・パーク。好奇心から始まった二人の恋がかけがえのない愛に変わった時、ウィルは悲しい事実を知るのでした。
登場人物の紹介
ウィル&シャーロット
ウィルは高級レストランのオーナーで48歳。
プライベートは結婚恐怖のため、女性関係にだらしない男性。
シャーロットはいわくつきの22歳。それ以外はふつうに内面的に見えそうですが、活発的な女性です。
あらすじ
ニューヨークの秋。
セントラルパークで恋人とデート中、48歳のウィルは突然別れを告げる。女性は怒って去っていくシーンから物語は始まる。ウィルにとって、恋人とのそれ以上の関係、つまり結婚は考えられない男。彼はいつも女性をとっかえひっかえして生きて来ました。が。
高級レストランのオーナーであるウィルは、ある夜、昔の知り合いと再会します。若い頃付き合っていた女性の母親であるドロレスです。今日は彼女の孫娘の誕生パーティーで、パーティの席まであいさつに行ったウィルは、そこでシャーロットに出会います。
二人は恋に落ちて……。
まだまだ遊び(たい)盛りの40代後半の男を演じたリチャード・ギアのウィルはかっこよかったですね。甘いマスクと茶目っ気ある子供っぽい風情は思わず年がたとえ離れていても、異性としての魅力を覚えずにいられませんでした。
そんなウィルは(おそらく確実に)己の魅力を知っているのと、一人の女にだけ絞りたくない性格が災いして、とっかえひっかえに女性を泣かせます。
そんな役どころですが、ある日、シャーロットに出会ったことがきっかけで彼は変わっていきます。
そのヒロイン・シャーロット役を演じるウィノナ・ライダーは22歳で見た目、清純な大人っぽそうなのにはつらつとした少女を思わせる冒険心に溢れる女性でした!これはホレるっきゃない。
ツイッター画像にある通りに、彼女は余命一年なのですが、それを感じさせない気高さは人生を、ありとあらゆる、出来事を、存分に楽しもう!という気概から出ているのかもしれません。
「失うものなんかない」という気持ちから、一生の恋をウィルに求めたのかもしれませんね。
その事実を知ったウィルはどんな行動をとるのか……。
くわしくは映画にて!
主演の紹介
リチャード・ギア(ウィル)
マサツーセッツ大学で哲学と演劇を専攻していたが、中退し、役者の道へ歩む。
舞台で経験を重ね75年「ニューヨーク麻薬捜査線」で映画デビュー。
そして78年テレンス・マリック監督の「天国の日々」に主演し注目を浴び、80年の「アメリカン・ジゴロ」で人気スターへ。以降、「愛と青春の旅立ち」、「コットン・クラブ」「プリティ・ウーマン」「ジャッカル」など幅広い話題作に出演し、トップスターとして活躍している。私生活では91年にスーパー・モデル、シンディ・クロフォードと結婚し、95年に離婚。02年に女優のキャリー・ローウェルと再婚した。熱心なラマ教徒としても有名。
ウィノナ・ライダー(シャーロット)