「おとなのふりかけ」について
おとなのふりかけは、永谷園が1989年10月に地域限定で販売を開始した、ふりかけです。1990年2月から全国販売が開始されました。
永谷園 おとなのふりかけ わさび 5袋入
この他に地方限定版のものも色々あるようです。
美味しいですよね!「おとなのふりかけ」!!
「わさび」、「うに」、「ちりめん山椒」なんて、本当、大人の味付けですよね!
当時のCM
懐かしい!!
子供のリアクション、印象的でした!!
子供が、大人の味を知ってしまった瞬間ですね!!
「おとなのふりかけ」が出るまで、「ふりかけ」は子供の食べ物というイメージがあったよね!?
昭和30年代~40年代、各メーカーから子供向けの、「キャラクターふりかけ」が、多く登場して、よく売れたようです。
それ以後も、長年に渡り、「キャラクターふりかけ」が、出回ったおかげで、ふりかけ=子供の食べ物という図式が、出来上がってしまったようです。
例えば、丸美屋「のりたま」は、「エイトマン」のシールをおまけに付けて、大ヒットしました。
↑2015年に「のりたま」が55周年になった際に期間限定発売された「思い出ののりたま」です。
かつて、丸美屋は、アニメ「エイトマン」のスポンサーをしており、「のりたま」に、エイトマンのシールが付属していて、生産が間に合わないほど、人気があったそうです。
「思い出ののりたま」にも「エイトマン」のシールが付属されていました!!
丸美屋 のりたま エイトマン 復刻シール
その他の、キャラクターふりかけについては、こちらをどうぞ!!
アラフォー&アラフィフに捧ぐ!五感を刺激する昭和アニメの懐かしい「ふりかけ」特集! - Middle Edge(ミドルエッジ)
「おとなのふりかけ」が、「ふりかけ=子供の食べ物」の図式を覆した!!
永谷園 おとなのふりかけミニ その1 20袋入
「ふりかけ」は子供の食べ物。という、世の既成概念を180°転換したコンセプトのもと開発されたんですね!
味ひとすじ 永谷園
永谷園の公式ホームページによると、
"開発にあたっては「大人が満足するふりかけ」の条件をあらゆる角度から追求。
例えば海苔は、海苔本来の色鮮やかさや独特の風味を残すことにこだわった。またパッケージは、大きな白地の窓に「おとなのふりかけ」と黒字で入れ、高級感のあるものへ。"
したそうです。
だから、おとなでも満足できる「ふりかけ」なんですね!!
最後に
1990年当時、私は高校生。やはり、「ふりかけ」は子供の食べ物だと思っていたので、食べなくなってきたころでした。
そこへ登場したのが「おとなのふりかけ」。食べてみて、そのおいしさに感動しました。
おとなの階段を上った気がしました!!