アメリカの喜劇王と呼ばれたジェリー・ルイスのよもやま話

アメリカの喜劇王と呼ばれたジェリー・ルイスのよもやま話

今考えると、私が米国の”ど田舎”に留学していた’70年代後半から’80年代前半には、”ど田舎”だったせいもあるが、あまりこれという遊びがなかったので、暇な時にはテレビでしょっちゅう、過去の映画を見ていたものだ。喜劇王と呼ばれたジェリー・ルイスのコメディー物など何度も繰り返し放映していたこともあり、ストーリーを覚えるくらいだった。彼が約1年前に他界したことをこの間、やっと知り(おっせえな!!)、彼に関しての備忘録でも書こうかと思った次第だ。


本名	ジョーゼフ・レヴィッチ(Joseph Levitch)
生年月日	1926年3月16日
没年月日	2017年8月20日(91歳没)
出生地	米国・ニュージャージー州ニューアーク
死没地	米国・ネバダ州ラスベガス
国籍	米国
配偶者	Patti Palmer (1944-1980)、
    M.SanDee Pitnick (1983-2017)

彼の若い頃の画像がすごい二枚目なことに今さらながら驚いている。

ジェリー・ルイス(Jerry Lewis)

ユダヤ系の両親が芸人で5歳から舞台に立っていた!!

芸人だったユダヤ移民の両親と共に5歳から舞台に立つ。しかし家庭は貧しく、高校はスーパーや帽子工場で働きながら卒業。学生劇などに出演しているうちに芸人を志すようになる。ナイトクラブを経て’46年からアトランティック・シティーのショーに出演し始める。

アトランティック・シティーのショーに出演していた時、ディーン・マーティンと知り合い、「底抜けコンビ(Martin and Lewis)」を結成。歌手のディーン・マーティンがツッコミで、コメディアンのジェリー・ルイスがボケを担当、丁度日本の漫才形式を執った。
ちなみに、「底抜け」という言葉は日本でのみ付けられた冠で、本家本元の米国では全然使用されていない。
フィラデルフィアのカジノでデビューし各地のナイトクラブを廻る内に人気が爆発した。やがてTVへも出演するようになり、その活躍を見たプロデューサーのハル・B・ウォリスに認められ’49年に映画デビューを飾る。

1950/ ディーン・マーティン (33才頃)/ジェリー・ルイス(24才頃)

コンビとなった相方ディーン・マーティンってどんな人??

本名	Dino Paul Crocetti
生年月日	1917年6月7日
没年月日	1995年12月25日(78歳没)
出生地	米国・オハイオ州ステューベンヴィル
死没地	米国・カリフォルニア州ビバリーヒルズ
国籍	アメリカ合衆国
職業	俳優
配偶者	ベティ・マクドナルド (1941-49)
    ジーン・ビーガー (1949-73)
    キャサリン・メイホーン (1973-76)

ディーン・マーティン(Dean Martin)

その後は『底抜け』シリーズでマネー・ランキングにも顔を出すほどの人気コンビとなって大活躍を続けた。’56年の「底抜けコンビのるかそるか」でコンビを解消。その後正統派俳優の道を周囲の反対をよそに歩き始め、「走り来る人々」や「果てしなき夢」、そして「リオ・ブラボー」と予想に反した演技力を発揮して成功を納めた。’60年代はいわゆる“シナトラ一家”の一員として持ち前のおしゃれな雰囲気を醸し出して多くの作品でファンを魅了。’66年からは『サイレンサー』シリーズでも軽妙な演技で好評を得た。一方“酔いどれディノ”の愛称で歌手としても活躍。『思い出はかくの如く』や『誰かが誰かを愛してる』などのヒット曲も生み出し、’65年からは自身のTVショーも持っていた。’95年に呼吸器疾患のため死亡。

映画『底抜け』シリーズは全部で30作以上!!

映画『底抜け』シリーズを次々にヒットさせたコメディアンと歌手のコンビは、きっちり10年目にコンビを解消してしまう。まだ契約期間が残っていた映画会社に、高額な違約金を支払ってまでふたりが離れた理由については諸説があるが、仕事全般を仕切るジェリーの強要に嫌気がさしたディーンがソロ歌手として独立しようとしたため、「裏切られた」と感じたジェリーが幕引きしたという説がもっとも有力である。頑固なふたりは、コンビ解散後は20年間も口を聞かないままだったという。

『底抜け大学教授』(そこぬけだいがくきょうじゅ 原題:The Nutty Professor)は、1963年にロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『ジキル博士とハイド氏』をモチーフに、ジェリー・ルイスが映画化。ルイスは監督、脚本、主演と1人3役をこなしている。

ジュリアス・ケルプ教授(ジェリー・ルイス)は化学の虫で、頭はいいが、運動はからっきしダメな男である。学生たちからバカにされるのを気の毒に思った女子学生のステラの勧めでボディビルを始めるが、効果は出ない。そこで今度は生物学教室の文献を読みあさり、あるクスリを発明して飲んでみると、たちまちたくましい男に変容した。変容したケルプはスポーツやダンスを難なくこなして、“バディ・ラブ”と呼ばれ、一躍学生たちのヒーローとなる。だが、クスリの効目が切れると、たちまち元の弱虫のケルプ教授に逆戻りしてしまう事から、昼はケルプ教授、夜はバディ・ラブという生活が続く事になってしまうドタバタコメディーである。

『底抜け大学教授』は’96年にリメイク!!

”ドタバタ”→”シリアス”!!

彼の出演した映画は、圧倒的に”ドタバタ”のコメディーが多いが、'80年代初期からはコメディーでも、風刺物やシリアスな物まで演じるようになった。代表的な物に「キング・オブ・コメディ」がある。

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