妖怪。「影ノ手」を用いて次元を自由に行き来し、
次元に関わる下位の妖怪を使役できる「闇撫(やみなで)」の一族で魔界でも希少種族である。
霊界探偵時代の仙水に一度殺されかけるも、ふと見せた人間くささに仙水が殺気をそがれたため、殺されることなく、それ以降、仙水のパートナーとなる。
変貌を遂げゆく仙水の様相を静観し続け、魔界の穴の一件でも、終始彼の忠実な補佐を務める。
こちらは“人間が妖怪を虐殺する光景を目撃し、その場にいた人間全てを殺害した”後の仙水。
樹は黙って静観することに決めたのがこのシーンなのかもしれません。
二人はどんな関係なのか想像するとこれは少年誌のタブーに触れかねませんので
コメントはさし控えますが、樹はもう母のように黙ってなりゆきを見ているところ、
仙水のすべてに惹かれていたのかもしれません。
その上で、ただただ黙ってそばにいるしか彼を救えないと思ったのかもしれません。
それはもう一つの愛に近いですね。
ふしぎな関係性ですが、これはこれで美味しいな!と。( ・ㅂ・)و ̑̑←
略されていますが
「オレたちはもう飽きたんだお前らはまた別の敵をみつけ戦い続けるがいい」
作者である冨樫先生はこのとき疲れのピークがやってきたもようです。
このツイート画像を見てみますと、
大変たいへんたいへん過酷なスケジュールな作業内容でしたらしかったため、
作者の“疲労”によってどこか病んでいて闇を持って、
どこか歪んだキャラクターが次々に出てきたのも納得します。
これを踏まえて幽白を読み直すと、
まさに漫画というのは生きた人間が描き上げた命そのもので、
なんでも反映されてしまうんだなと思ってしまいました。
それだけダイレクトに伝わってしまう、崇高な作業なのだなと。
その意味では創作するということは、ちょっと恐ろしいような気がします。
冨樫さんはよく走り抜けてくださったなぁ……と!(´;ω;`)
まとめ
魔界の扉編(仙水編)では、ふつうの人間が抱えている黒い部分が前面にぽろっと出てしまったシーンがところどころ見られます。現に敵として乗り出したのは、妖怪でなく(※一部除く)能力を得た“いちひとりの人間”でした。
番外編
鴉
ただの変態ですが、なにげに一部の女性には人気。
美形だからでしょうか。
美しい魔闘家鈴木
仰々しい、自己紹介が済んだあとであっさり幻海に数コマもしない内にこてんぱにやられます。しかし、鈴木はいささか平凡な気が。その前の名前は、強い妖戦士田中だったもよう。
柘榴
こんなキャラもいましたっけなぁ笑
