SFというジャンルを舞台に活躍していた新井素子は『Cobalt』以外の媒体にも執筆。
コバルト文庫では、「星へ行く船」シリーズの続編である『通りすがりのレイディ』、『カレンダーガール』、『Cobalt』の巻頭に掲載されたピカレスク小説『ブラック キャット1』などが刊行されている!
久美沙織
久美は作品にエンターテイメントを与えるばかりでなく、装丁に当時のコバルトとしては異例のアイデアを導入した、1984年6月刊行の『薔薇の冠 銀の庭』の表紙を手掛けたのはかがみあきらだが、かがみは『漫画ブリッコ』をはじめとする雑誌で活躍していた漫画家である。集英社コバルトシリーズが装丁に漫画家を起用したのはこれが初めてのことだった。
また代表作は、『丘の家のミッキー』。
正本ノン
正本ノンは幅広い作風で小説を発表する。そればかりでなく、正本は『小説ジュニア』そして『Cobalt』の編集に携わっており、特に巻末に掲載されていたブックレビューは、文学に対する目利きぶりが発揮された上質な書評コンテンツとなっている。
初期は官能的な『恋の罪』や『愛にふるえて』、また代表作である『真夜中のアリス』のシリーズを手掛け、他にも「赤い靴探偵団」シリーズなど、80年代コバルトで人気だったミステリーのジャンルをになう作家の一人として活躍を!
その後のCobalt小説家の誕生…
唯川恵は1984年「海色の午後」で第三回コバルト・ノベル大賞を受賞、『青春クロスピア』で文庫デビューしている。唯川はのちに一般文芸へと進出し、直木賞作家となる。
藤本ひとみの描く、華やかな世界と美形キャラクターの造形が人気を集め、熱烈なファンの支持を受けた。平凡な少女が美形の男性キャラクターに愛される、少女小説の元祖、逆ハーレム型作家の一人である。