キャラ濃過ぎ!
1988年に誕生した日産・セフィーロ(初代)を覚えているだろうか?
井上陽水さんがCM担当し人気のコマーシャルにもなった日産セフィーロ、ただ陽水さんキャラが濃過ぎるせいかコマーシャルで「みなさんお元気ですか~」のコメントは覚えているけど、なかなか車の名前が出て来ませんでした(笑)
セフィーロ何語?
スペイン語だそうです。
意味は「そよ風」「地中海に春をもたらす西風」。
「そよ風」「西風」の様な走りをイメージしたんでしょうね。

日産・セフィーロ(初代)A31
「くうねるあそぶ。」糸井重里氏考案のキーワードが話題になりました。(食う・寝る・遊ぶ)
食って・寝て・遊んで~車に関係してるのか?疑問でした。
また初期のキャッチコピーは「33歳のセダン。」当時のDINKs層、つまり20代から30代の男性を主なターゲットにした販売戦略が取られていました。

セフィーロ スペック

セフィーロ(初代)後期型
販売期間 1988年 - 1994年
設計統括 守屋真
デザイン 和田智
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン RB25DE型 直6 2.5L
RB20DET型 直6 2.0L ターボ
RB20DE型 直6
RB20E型 直6 2.0L
駆動方式 FR/4WD(後期型のみ)
変速機 5AT/4AT/5MT
サスペンション 前: ストラット(2WD)/マルチリンク(4WD)
後: マルチリンク
全長 4,690mm
全幅 1,695mm
全高 1,375mm
ホイールベース 2,670mm
車両重量 1,360kg
ブレーキ 4輪ベンチレーテッドディスク
データモデル 2.0クルージング 4AT(前期型)

リア(後期型)
顔が特徴的

日産 セフィーロ 5速マニュアル車
当時S13型シルビアのオプションパッケージなどでしか採用例のなかったプロジェクターヘッドランプを標準で採用した斬新なフロントマスクが特徴的であった。
流麗なデザインながらボディ形状はプレスドアを採用した4ドアセダン(その代わり後席窓ガラスの開口面積が小さい)。
どんだけ~

セフィーロ 2.0 SE-T セダン 運転席
ユーザーが自らの嗜好に沿ってエンジン、サスペンション、トランスミッション、内装生地、内装色、外装色などを組み合わせて注文できるセミオーダーメード方式「セフィーロ・コーディネーション」を導入。
発売当時の組み合わせは810通りあったそうです。
日産を象徴する車

?
同時期に登場したシーマ、16年ぶりに復活したスカイラインGT-R、バブル期の日産を象徴する車であったそうですが、セフィーロの名前がなかなか出てこない時がありました。
残念カーと書きましたが
姉妹車のスカイラインやローレルと共用する部品が多く、手軽にチューニングでき4ドアで実用性に優れることからチューニングカー、特にFRということもあってドリ車のベースとして当時人気もありました。
また海外輸出販売も好調で、これまでのローレルに代わり、東南アジア・オセアニアでは「セフィーロ」、中東とラテンアメリカでは「ローレルアルティマ」のネーミングで売られていました。
決して残念な車ではありません、ただ陽水さんの顔は直ぐに出てくるのだけど、車の名前が出てこない、そんな印象という意味です。

ラテンアメリカ向けローレルアルティマ
神無月さんのモノマネでも

陽水さんといえば『皆さ~ん お元気ですか~』が定番に。
やはり陽水さんは思い浮かぶけど車の名前が、直ぐに出て来ません💦
今、セフィーロを買うと?
結構なお値段に驚きです。
初代セフィーロ他店も調べてみましたが何処もイイ値段でした。
何故か・・・
逆に3代目の最終型の方が100万円以上安く売られています。
最後に・・・

セフィーロ(初代)前期型
いかがだったでしょうか?
また面白そうなネタがあったらまとめてみたいと思います。
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