まちのヘンなもの大カタログ「VOW3」の気になるネタ!
宝島社の雑誌「宝島」に掲載され人気を集めたコーナーがありました。それがVOWでした。
雑誌「宝島」は休刊になってしまったようで、別の女性向け雑誌にコーナーは移動したようですが、2016年以降、新しい単行本は発行されていません。
雑誌や新聞の誤植を集めた笑えるネタや街で見つけたヘンなもの(看板・道路標識の誤字や変わった名前の会社・店等)の写真を投稿するコーナーで、雑誌「宝島」でも際立った存在感を放つ特集として人気を獲得しました。
そして、1987年にそれらの秀逸なネタをまとめた単行本『VOW』が発刊されるまでになります。
この記事では1991年に発行された単行本『VOW3』で、誤植ネタを中心に、懐かしそうなネタをご紹介します。お楽しみいただければ幸いです。
中古品のみのため、入手が困難な「VOW」シリーズバックナンバーの中では、比較的現在でも中古であれば入手しやすい巻のようです。(中古品のみにつき、品切れ、価格変動があります。)
「続々 まちのヘンなもの大カタログ」とあるように、当時(1991年)としては、発行元からすると、「こんなものが売れて続編(VOW2)のさらに続編ができた」という意識だったと思いますが、当時の編集に携わった方々も、まさかこれが31巻まで続き、番外編も多数というように成長するとは、想像できなかったということが、「続々」という言葉から想像されます。
イントロダクション。
まずは、懐かしネタとは外れますが、街のヘンなもの大カタログから2点、ご紹介します。

これはVOWというより、総本部長の人間愛を感じられるコメントが印象に残り、ここにご紹介させていただきます。
ネタは、「ゆっくり走ってみなれんか」という、方言(でしょうね)を笑うものなのですが、投稿人が、「学校をやめた記念に投稿しました。」という、哀愁に満ちたコメントをすると、総本部長が「そうか、学校辞めたか。ま、ゆっくり生きてみなれんか。」と返しています。
筆者は学校を辞めたことはありませんが、学校を辞めるということは、将来に不安があることはたぶん間違いではないと思います。
その気持ちに対する、総本部長の優しいコメントが、胸にしみますね。
学校を辞めたからといって、悲観することはない。ゆっくり生きていけばいいのです。

これは興奮するネタですね!!。
ひと夏のリゾート、新島に立つ「中学校の看板」。
「誘い誘われ失う理性 夏に芽生える不良の芽」。
「失う理性」という言葉が、「中学校」というシチュエーションと相まって、一種の官能小説のような雰囲気を醸し出す立て看板です。
しかも投稿人は女の子。逆に妄想を膨らませてしまう、官能的な秀逸なネタといえましょう。
それでは、懐かしネタの誤植、いってみましょう!!。

SM系動物愛好家か?「ムチゴロウ」。
これはご飯を食べながら初見で見たら吹き出しそうな誤植です。
あの畑正憲さんが「ムチゴロウ」という名で呼ばれています。
でも、そもそもなぜ「ムツゴロウ」と呼ばれているのでしょうか。そこからして不思議ですね。

このムツゴロウ??。
ムツゴロウ - Wikipedia
wikipediaにはこのように記載がありますが、「要出典」の記載もあり、真相は定かではないようです。
そもそも徹夜している姿が魚のムツゴロウに似ているという発想も、よくわかりません。
どっちのジョージだよ!!。

筆者の頭の中では、所ジョージさんといえば、「マジカル頭脳パワー」や「世界まる見え!テレビ特捜部」でのタレントとしてのイメージですが、所さんも本業は歌手ですので、どっちが正しいのかわかりませんね・・・。
個人的な予想では、多分柳さんではないか、と思うのですが・・・。

「ターザンみたいな精神」というのもよくわかりませんが(笑)。
こういう名言もある杉本彩姉さんですから、「ターザンみたいな精子」という発言があっても何ら不思議ではないですね(笑)。
ううむ・・・このような名言を発するということは、やはり「ターザンみたいな精神」というものに対して杉本彩さんは確固たるイメージを持っているようにも感じます。
私もこのような生き方を目指したいものです。
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ランバダ踊ろう!湾岸戦争パロディの不謹慎広告も!ネタの宝庫【VOW3】より - Middle Edge(ミドルエッジ)
とにかくVOWシリーズの中でもパワフルなネタの多い「VOW3」。
これから別の懐かしネタがありましたら、別の記事にてご紹介していきたいと思います。