まちのヘンなもの大カタログ「VOW MEGA-MIX!」の気になるネタ!
宝島社の雑誌「宝島」に掲載され人気を集めたコーナーがありました。それがVOWでした。
雑誌「宝島」は休刊になってしまったようで、別の女性向け雑誌にコーナーは移動したようですが、2016年以降、新しい単行本は発行されていません。
雑誌や新聞の誤植を集めた笑えるネタや街で見つけたヘンなもの(看板・道路標識の誤字や変わった名前の会社・店等)の写真を投稿するコーナーで、雑誌「宝島」でも際立った存在感を放つ特集として人気を獲得しました。
そして、1987年にそれらの秀逸なネタをまとめた単行本『VOW』が発刊されるまでになります。
この記事では1992年に発行された単行本『VOW MEGA-MIX!』で、「なんでこうなっちゃうのかな・・・」と絶句するようなネタをご紹介します。お楽しみいただければ幸いです。


画像上「おれたちひょうきん旅」。
80年代に一世を風靡した、「おれたちひょうきん族」。
しかし、新聞では「ひょうきんな旅」になってしまいました。
ひょうきんな旅って何なんですかね。
こういう旅を「ひょうきん旅」というのかなあ・・・。
こじつけでしょうかね・・・。
んでもって、画像下では、「いい族、夢気分。」
こういう族の方たちなら、夢気分で旅を続けられそうですね。
「チェリーランド」に集合する族の方たち・・・。甘酸っぱい青春を仲間たちと送っているのかもしれません。
同じページに、「旅」と「族」を入れ違えてしまったネタを並べるところが、ニクい編集ですね(笑)。
画像左上 野田投手は薄給でよく働く!!。
契約金はビッグに5500万円ですが、年俸は500円で契約しちゃった?野田投手。
球団が書いていなく、また、この本が出た1991年頃にはこれだけのビッグな契約の野田さんという投手がいないので、推測でしかありませんが、阪神タイガースの野田浩司投手ではないかと思われます。

その後オリックスでも活躍。

キリっとした目元で、さわやかなイメージがあり、なおかつ痛快な剛球をサイドスローから投げ込む、頼りになる投手だと思います。
オリックス時代には、1試合19奪三振を記録した男。
年棒500円では安い、というか500万円でも安いと思います。

画像中ほど「キコート・ビート・クラブバンド」。
まあ、キュートがキコートになったってだけの話であり、多分このバンドのことを知らない方が「キコートなんだろうな」と思い込んで書いたのだと思いますが、懐かしさを感じるのはその右の文章「円高差益還元ライブ」の「円高差益」という言葉。
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