オリコンウィークリー 1993年4月5日号 表紙。

「Single is Best!?」を出した平松愛理さんが表紙を飾っています。
「部屋とYシャツと私」で、結婚する喜びの気持ちを歌った平松愛理さんですが、この「Single is Best!?」では、結婚する不安、というより「独身の自由さ」と「結婚する幸せ」とどちらを取ればいいの?という、揺れる女心を歌っています。


平松愛理さん自身は、「結婚ってよくわからない。昔はお兄チャンと結婚する、とかアブナイことを言っていた少女だった。」と語っています。
そして、今では、「価値観の同じとかそういうものもあるけど、お互いにないものを補い合う関係ってものがいいのではと思っている。独身が最高!なんてあり得ないと信じている。だから曲のタイトルにも「!?」のマークをつけた。」と語っています。
実際、この翌年に、平松さんは清水信之さんとご結婚されています。
「ロード」ヒット中のTHE 虎舞竜が登場。

「ロード」の25周年を記念し「ロード」のみで構成された2枚組アルバムが発売される!!ニコ生で特番もやります! - Middle Edge(ミドルエッジ)
有線放送から徐々に順位を上げ、この時ついにミリオンセラーを達成しました。
シングルは初登場27位から、そして有線放送では初登場71位からのし上がってきた、まさに「竜」のごときバンドですね。
レコーディングは1週間で完了した。
高橋ジョージさんは、「レコーディングは1週間で完了した。」と述べています。
「音楽というものは、時間と質は比例しない。」というのが持論のようです。
「質にこだわるとプレッシャーになり、それでつぶれていったアーティストも見てきた。だから200時間かけて作るよりも、200時間リハーサルして、1時間で一番いいテイクを録ればいい」と述べています。
「大衆に愛されてこそ生きる道」。
「ロード」の歌詞にあるように、自分たちは「なんでもない」バンドである、と述べています。次のシングルでコケることだってある。と冷静な発言。
有線放送の人がこの曲の価値を見出し、宣伝費もないなか、地道なプロモーションを展開した。それが実ってこのようなヒットにつながった、と述べています。
20年たってもこの1曲で印税が1200万円入ってくる、と報じられるなど、莫大な富を得たTHE 虎舞竜。
音楽ビジネスとして策略を練って生み出したヒットではなく、地道にプロモーションを展開していった結果、多くの人の耳に届くようになり、何年たっても「大衆に愛される作品」であり続けているのが、この曲の醍醐味なのだと思います。
本城裕二「夢 with you」。

本城裕二さんは、「この曲は、三上博史さんが書いてくれたんですよ!大の仲良しです。」と述べています。
なんか笑えますね。
「本城裕二」さんは、寺山修司に触発されて、俳優を志したそうです。
インタビューの最後に、「ま、大きな目標としては、久保田さんのようにビッグなミュージシャンになりたいですね。」と、最後まで面白いインタビューに仕上がっています。

ドラマ「チャンス!」。
水曜劇場 チャンス! VOL 6 三上博史 西田ひかる - YouTube
本城雄二、カッコイイし、西田ひかるさんもカワイイ!!。
もちろん本城雄二さんは俳優が本業ですので、歌手が本業の久保田利伸さんと歌唱力を比べることは無理がありますが、三上さんが「本城裕二」になりきって歌っているところに、非常に魅力を感じます。さすが役者さんです。
サビの部分を淡々と歌う「本城バージョン」と、力を込めて「はげえしくながあれるうう!」と歌う「久保田バージョン」、どっちが好きか、と聞かれたら迷いますね。