恋って・・・。
中島らもさんは、ここで名台詞を書いています。
これは名台詞。
いい恋愛ができるか否かが、子供と大人を分けるということなのですね。
中島らもさんは、その子に対して、自分に気を引くために、「いじめて」しまったそうです。そして本当に嫌われてしまった。子供がよくやる失敗であると述べています。
そしてこのやすくんに対するアンサーがまた泣かせます。
好かれなくてもかまわないから、相手の子が喜ぶことをすればよかったのです。そして相手の喜びを自分の喜びである、と考えるようにすればよかったのだ、と今は思っています。
朝日新聞出版「中島らもの置き土産明るい悩み相談室」165ページより引用。
これは仕事にも通じることかもしれません。
一時期仕事(商売)がうまくいっても、それが長続きしない、というのは、このマインドがあるかないか、つまり「精神的に大人であるか子供であるか」が、影響してくるのかな、と思います。
4歳のベジタリアンの悩み。
4歳の息子さんの悩み。
「魚や肉や卵はなんで死んだの?焼いたから?煮たから?」と母親に聞き困らせます。
ベジタリアンは殺生を嫌い、野菜しか食べませんが、野菜とて生き物。
生き物を殺して食べたくないベジタリアンはどうすればいい?。
明快な一言で解決。
単純明快な回答です。
輪廻転生など、難しい言葉を並べても子供はわかりませんが、こう説明すればOKですね。
まとめ。
誰もが子どもの頃に悩んで、大人になるうちに自分で勝手に折り合いをつけて無理やり納得していることって、ありがちではないかと思います。
小学5年生の娘の胸をもむってのはちょっと危ないですが、それも含めて、「明るい悩み」を中島らもさんが明快に回答していたこの「明るい悩み相談室」。
小難しい心理用語を並べる心理カウンセラーよりも、本当に必要なのは、中島らもさんのような、「言葉を巧みに紡いで、悩みを笑いに昇華させる」技術のある人なのかもしれません。