セリカとは

セリカ 2000GT-Four クーペ
トヨタ自動車が1970年から2006年まで製造・販売していたハードトップおよびクーペ型の乗用車。日本初のスペシャリティ・カーとして初代モデルは70年代に一世を風靡した。歴代モデルには斬新なデザインが採用され、北米や欧州にも輸出された。日本国内の取り扱い販売店はトヨタカローラ店。
4代目 T160型(1985年-1989年)

セリカ2ドアクーペ GT-R ST162 3Sエンジン クーペ
1985年8月、4代目にモデルチェンジし前輪駆動への大変革となった。FFコロナ/カリーナのフロアパンをベースにしているため、型式も「T」となり、セリカにはコロナクーペとカリーナEDという姉妹車も生まれた。
広告コピー

セリカ(4代目)FFモデル(ST162)
『流面形、発見さる。』広告コピーが象徴するように、スタイリングは、先代モデルを流動感ある曲線でなめらかに整形したかのようなラインを採用し、その後のトヨタ車やダイハツのクーペ風軽自動車「リーザ」にも影響を与えた。クーペはコロナ・ハードトップと統合されコロナクーペとなり、ボディタイプはリフトバックのみとなった。なお、トヨタでは4代目からリフトバックのことを「クーペ」と呼ぶようになった。
4代目 T160型スペック

GT-FOUR(ST165)
しょせん4駆の敵じゃないね!!
映画『私スキ』で原田貴和子が演じる真理子が「しょせん4駆の敵じゃないね!! 」と得意げな声をあげるシーンが懐かしですが・・・
1986年にはトヨタ初のベベルギア式センターデフ(手動デフロック付き)をもつフルタイム4WDである排気量2,000ccのGT-FOUR(ST165型)が満を持して登場しました。
ステッカーペタペタ
映画の影響もありステッカーをペタペタと貼って、セリカでスキーへ行く若者が急増しました。
横転シーンだけFF?
映画ではGT-Four4WD2000CCターボ付きのグレードという設定ですが、転覆したシーンではプロペラシャフトが無いなどフロントバンパーの形状も異なり別物ではないかという噂が・・・
横転シーンだけ安値のFFを使用したのかもしれません。
マイナーチェンジ

セリカ 2.0GT-FOUR 4WD クーペ
1987年8月のマイナーチェンジでは2,000cc・16バルブ (3S-FE) 車が追加。1,600ccDOHC (4A-GE) 車は廃止。同時にGT-FOURの4WDシステムがビスカスカップリング式に変更された。
1987年10月にはトランクルームを持つ専用ボディーのコンバーチブル(ST162C型)が日本でも正式にラインナップに加わり、3S-FEエンジンを搭載して発売された。コンバーチブルは米国のASC(アメリカン・サンルーフ・コーポレーション=現アメリカン・スペシャリティ・カーズ)によってオープン化改造を行っており、太平洋を往復する生産ラインが後のモデルのコンバーチブルでも継承されることになった。
全車がDOHC

セリカ 2000GT-Four クーペ内装
1988年5月には1,800cc車もDOHC化(『ハイメカ・ツインカム』4S-Fi)され、これでセリカ全車がDOHC化される。
4代目T160型の終了

5代目 T180型2.0コンバーチブル(ST183C)
1989年8月で4代目T160型を終了しセリカは5代目 T180型にモデルチェンジしました。
欲しくなった貴方
最後に・・・

セリカコンバーチブル コンパーチブルオープン オープン
いかがだったでしょうか?
また面白そうなネタがあったらまとめてみたいと思います。
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