歴代のWindowsの起動音をまとめた動画が話題に!!
1981年9月に開始された“Interface Manager”というプロジェクトから始まったマイクロソフト「Windows」。現在ではパソコンをはじめとした様々な機器にインストールされ、世界標準のOSの地位を確立しています。

皆さんお馴染みの「起動音」が動画に!
そんな「Windows」の歴代の起動音をまとめた動画が、このたび話題となっています。Windowsが爆発的に普及するきっかけとなった「Windows95」から最新の「Windows10」までをまとめており、パソコンの歴史の流れを一本の動画で体感することが出来ます。

早速チェックしてみましょう!
このたび作成された動画「Evolution of Windows Startup Sounds」は、2月1日に公開されて以来、早くも300近いコメントが。「95の音が最も美しい!」「こんな動画を待ってた!」といったコメントが全世界から寄せられています。
PC98を起動したときの動画も!!
こちらは昔懐かしのPC98でのWindows95の起動音です。ただ音源を楽しむだけでなく、当時のパソコン環境を思い出せる良動画なのでこちらも是非チェックしてみましょう!
「Windows95」の起動音を作ったブライアン・イーノとは?
Windowsの起動音の中でも評価の高い「Windows95」の起動音。この音を制作したのはイギリスの音楽家、ブライアン・イーノです。ここでは彼の経歴をまとめてみたいと思います。

ロキシー・ミュージックで活躍!
1970年代前半、ブライアン・イーノはイギリスのグループ「ロキシー・ミュージック 」にシンセサイザー奏者として参加。アルバム「ロキシー・ミュージック」「フォー・ユア・プレジャー」の二枚の作品を残しました。
デヴィッド・ボウイの「ベルリン三部作」に参加!
70年代後半からは、ソロとして現代音楽・ニューエイジ色が強くなっていったブライアン・イーノ。彼のそのマニアックなサウンドは当時のロックシーンに少なからず影響を与え、デヴィッド・ボウイのいわゆる「ベルリン三部作」への参加は大きな注目を集めました。

「Windows95」の起動音を制作!!
その後も多くのミュージシャンのプロデュースなどに関わってきたイーノですが、90年代に入ると「Windows 95」の起動音である「The Microsoft Sound」を発表し、再び脚光を浴びます。ちなみにこちらの音源ですが、2015年には20周年を記念してオリジナルの6秒を3分54秒に引き延ばしたバージョンが発表されています。こちらも興味のある方はチェックしてみてください!
「Windows10」では起動音がオフに!(泣)
ミドルエッジ世代をノスタルジックな気持ちにさせる起動音ですが、現行の「Windows10」では起動音が初期設定ではオフになっているのをご存知の方は多いかと思います。パソコンの起動時間が短くなり、起動音の必要性が薄れてきたのかもしれませんが、個人的には今後も起動音の搭載は続けてほしいものです。
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