オリコンウイークリー 1990年2月5日号 表紙

巻頭インタビュー 男闘呼組の4人。
4人のメンバーがそれぞれ’90にかける闘志を語っているのですが、その中で、高橋一也さんが語っていたことが印象深かったので、ご紹介します。
高橋一也さん。

誰にでも10代という時代は存在しますし、激動でない時代というものはないとは思います。
でも、やはりミドルエッジ世代の方の多くが10代を過ごした1980年代というのは、自分が体験しているからだけとは思えないような、他の年代に比べても「動きが明るく、楽しい方向へダイナミックだった」時代だと思います。
この、1980年代に10代を過ごせたことは、他の世代にはない、ラッキーなことだったと思います。
すごく格好いいセリフだと思います。
バブルが崩壊して、これまで盛り上がっていた文化まで「節約」「守り」に入ってしまった結果、あの時代のような盛り上がりが全体的には縮んでしまったように感じられます。
「今の物を失っても全然惜しくない。震えるような感動が欲しい」というこのメッセージのような人が増えれば、また経済なり、文化なりも盛り上がるんじゃないかな、と思います。
それを出来るのは、縮小した時代しか知らないヤングではなく、その時代を経験しているまさに「ミドルエッジ世代」がやるべきことではないか、とさえ思えてくる、前向きな発言です。
懐かしい広告。

美脚を誇った田中美奈子さん。
「90年もっともトレンディーな」と紹介されていますが、確かに「トレンディー」という言葉が似合う方でしたね。
田中美奈子オフィシャルブログ「mama's blog」Powered by Ameba
今でも頻繁にブログを更新していらっしゃいます。
光GENJI「荒野のメガロポリス」

光GENJIというと、「パラダイス銀河」「ガラスの十代」「star light」など、飛鳥涼が提供した曲が有名ですが、この曲も飛鳥涼の作品です。
このCDは、あくまで「荒野のメガロポリス」がA面で、「PLEASE」という曲はB面(カップリング)と明記されていますが、2つで1つの作品、あたかも組曲のように作られているようです。
アイドルの曲、しかも男性アイドルの曲ですが、やはり飛鳥涼の作品となると同性でもノリノリな気分になりますね。
和久井映見もデビューシングルを出す。

「90年を代表するニューアクトレスシンガー」と紹介されています。
この後、映画「就職戦線異常なし」で大活躍されていましたね。
X(現X JAPAN)のインディーズレコード。

インディーズチャートで「Vanishing Vision」が1位に。
オリコンウイークリー 1990年2月5日号 16ページより引用。

X JAPAN - Wikipedia