口裂け女の伝説
それは小学校からの帰り道。
いつもの道を歩いているとトレンチコートを着た
髪の長い女性に声をかけられます。
その女性は顔に大きなマスク。
『ねぇ。わたし綺麗？』
突然そこんなことを聞かれて動揺していると…
『ねぇ、わたし綺麗？』
動揺しつつも
「はい。綺麗ですっ!!」と答えると
女性はマスクを取りながらこう言います。
『これでも!?』
『これでも!？』
「ギャーーーーーーッ!!!」
思わす叫ぶと
女性はコートの下から大きなハサミを取り出し
襲いかかってきます。
小学生の時、誰が言い出したのかこんな噂が出始めて
噂はみるみる広がっていきました。
バージョン
口裂け女にはいくつかのバージョンが存在しました。
赤いコートに赤いハイヒール
あと異常に足が速くて
走って逃げても必ず追いつかれてしまう、とも言われていました。
対処法
出会ってしまったらどうしたらいいのか？
いくつかの説がありました。
口裂け女の大好物であるべっこう飴を渡すと
女は舐めるのに夢中になるので
その隙に逃げるといい、という説。
そう言えば家にあるもので簡単に作れるべっこう飴は
作るのに夢中になったことはあったけど
持って歩いてはなかったなぁ。
口裂け女はポマードが大嫌いで
ポマードと言われると動きが止まるので
その隙に逃げるといい、という説。
3回以上叫ぶ、というのが多いようです。
これは"口が避けたのは整形手術の失敗"だという話からの広がりで
執刀医がポマードをつけていたため
その匂いがトラウマとなっていて
ポマードと言われるだけで嫌がるらしい。
なんかそれはちょっと可哀想になる説ですよね(;_;)
映画化
この有名な都市伝説『口裂け女』は映画にもなっています。
"2"とはいっても前回の口裂け女とは全く別の物語。
それにしても小学生の噂の凄さ。
あっという間に全国区になり
夏休みに入ると噂も消えた…とはね。
最近で言えばお笑い芸人が流行るか否かは
小学生の噂力も関わっている気がしますf(^^;
