1970年代こんなバイクが憧れでした。

1970年代こんなバイクが憧れでした。

当時、16歳になるとバイクの免許を取ってこんなバイクにのりたかった、乗っていた、という物を集めてみました。それこそ暴走族のはしりの頃でしょうか。皆こぞって手に入れたものでした。


はじめに

中型免許の登場

僕らが丁度16歳になる年に中免(死語?)と呼んでた400㏄までの限定自動2輪免許の制度が施行されました。それまでは極端な話、1200㏄のハーレーダビッドソンだって乗れたのですが、その年以降、限定解除のためのやたらと高いハードルの試験を通らねばそういった大きなバイクには乗れなくなったのです。ナナハンと呼ばれた750㏄の名車たちも遠い存在となったものでした。

憧れたけど乗れなかった!

ホンダドリームCB750FOUR

排気量736cc
最高出力67ps/8,000rpm
最大トルク6.1kg-m/7,000rpm
公称最高速度200km/h
0→400m/12.4秒

CB750FOUR

「ナナハン」といえばコレ!というぐらいよく売れた当時、ホンダを代表する名車となりました。白バイに使われたり、望月三起也の漫画「ワイルド7」の主人公の乗車としたりしてバイクのことなど何も知らない人でも何となく知ってる、そんな有名な車でしたね。
毎年のようにマイナーチェンジを繰り返しながらK0~K8まで生産され、のちをCB750FOURⅡに譲るまで人気を集めました。(海外のみの発売種あり)
市販車で時速200kmを超えると言われた初めての2輪車じゃないでしょうか?

カワサキSS500&750 マッハⅢ・Ⅳ

エンジン	H2E型 748.2cm3 2ストローク
空冷ピストンバルブ並列3気筒
内径x行程 / 圧縮比	71mm x 63mm / 7.0:1
最高出力	74 hp / 6,800
最大トルク	7.9 kg-m / 6,500 rpm
乾燥重量	192kg

SS750

エンジン	498.7cm3 
KAE 型(空冷2ストロークピストンバルブ並列3気筒)
内径x行程 / 圧縮比	60mm x 58.8mm / 6.8:1
最高出力	60hp / 7,500rpm
最大トルク	5.85kg-m / 7,000rpm
乾燥重量	174kg

SS500

当時、これに乗っていた先輩の話をよく覚えています。「とにかく速い!だけど速すぎて曲がらない・止まらない!」このバイクの加速性能は群を抜いていたんでしょうね。スペックを見ても同じ750㏄エンジンを積むバイクの中でも出力・トルク共に差をつけている感があります。確かレースの世界でもGPシリーズなどで「グリーン・モンスター」と呼ばれ、一世を風靡していた記憶があります。僕の憧れの一台でした。

スズキGT750

エンジン 水冷2スト・ピストンバルブ並列3気筒
最高出力	67ps(49.0 kw)/6500rpm
最大トルク	7.7kg・m(75.5N・m)/5500rpm
車体重量(乾燥重量)	214kg

GT750

とにかくデカイ!これが第一印象でした。2輪車の水冷エンジン(ラジエターむき出し)を見たのは初めてでそれが一層車体を大きく見せていたのか、物凄く迫力を感じましたね。このバイクも白バイに使われていました。メーターが確か220㎞まで刻んであったと思います。実際の最高速度はしりませんがそれ相当に速かったんだと思います。知り合いでこのバイクに乗っている人がいなかったので詳しい話を聞いた事は無かったですが、3気筒なのにマフラーが4本と変わったバイクだなぁ~と思ってました。ちなみにTV特撮ヒーロー番組でもよく使われていましたね。

カワサキZ1&Z2

エンジン	Z1E型 903cccm3 
空冷4ストロークDOHC8バルブ直列4気筒
内径x行程 / 圧縮比	66mm x 66mm / 8.5:1
最高出力	82ps/8500rpm
最大トルク	7.5kg-m/7,000rpm

カワサキ900スーパー4

エンジン	Z2E型型 746cm3 
空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒
内径x行程 / 圧縮比	64mm x 58mm / 9.0:1
最高出力	69ps/9,000rpm
最大トルク	5.9kg-m/8,500rpm

カワサキ・750RS

関連する投稿


しげの秀一による伝説の漫画『バリバリ伝説』のグラフィックTシャツが発売!!

しげの秀一による伝説の漫画『バリバリ伝説』のグラフィックTシャツが発売!!

ノリモノ雑貨ブランド・CAMSHOP.JPより、80年代にバイクに情熱を注ぐ若者たちを魅了し、今なお語り継がれる伝説のバイク漫画『バリバリ伝説』のグラフィックTシャツが発売されます。


『頭文字D』の30周年特別企画!自動車メーカー7社とコラボした「クルマ愛宣言広告」が東京・渋谷駅に登場!!

『頭文字D』の30周年特別企画!自動車メーカー7社とコラボした「クルマ愛宣言広告」が東京・渋谷駅に登場!!

しげの秀一による人気漫画『頭文字D』が、講談社「ヤングマガジン」での連載開始から30周年を迎えたのを記念し、東京・渋谷駅の地下に特別な広告が掲出されています。


「ふたり鷹」「ガッデム」の新谷かおるが愛したクルマとバイクが大集合!『新谷かおる名車グラフィティ』が発売決定!!

「ふたり鷹」「ガッデム」の新谷かおるが愛したクルマとバイクが大集合!『新谷かおる名車グラフィティ』が発売決定!!

玄光社より、漫画家・新谷かおるの画集シリーズ第4弾として『新谷かおる名車グラフィティ』が発売されます。発売予定日は5月28日、価格は4950円(税込)。


70年代のアライロゴが復刻!アライの新スモールジェット『クラシック AIR DX』が発売決定!!

70年代のアライロゴが復刻!アライの新スモールジェット『クラシック AIR DX』が発売決定!!

アライヘルメットより、クラシカルな魅力と先進技術を融合した新作スモールジェットヘルメット『クラシック AIR DX』の発売が決定しました。


コミック表紙を再現したデザイン!しげの秀一『バリバリ伝説』をモチーフにした缶バッジ全10種が好評発売中!!

コミック表紙を再現したデザイン!しげの秀一『バリバリ伝説』をモチーフにした缶バッジ全10種が好評発売中!!

株式会社フェイスが運営するノリモノ雑貨ブランド「CAMSHOP.JP」より、1980年代のバイクブームを牽引し、今もなお熱狂的な支持を集める伝説のバイク漫画『バリバリ伝説』(作:しげの秀一)をモチーフとした缶バッジ(直径7.5cm)全10種が現在好評発売中となっています。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。