主役だけでなく、脇役も豪華だった!「ボクたちのドラマシリーズ」

主役だけでなく、脇役も豪華だった!「ボクたちのドラマシリーズ」

ボクたちのドラマシリーズは、1992年~1994年にかけてフジテレビ系列で放送されたティーン向けテレビドラマシリーズです。 主演には、観月ありさや内田有紀など、その当時ティーンに大人気だったアイドルを積極的に起用し、話題を集めました。


ボクたちのドラマシリーズってどんなドラマシリーズだったの?

通常、連続ドラマでは8~12話で完結するものが多いですが、このシリーズでは1作品5話完結という方式を取っていました。
そのため、話がテンポ良く展開していき、当時中学生だった筆者も中だるみすることなく最後まで楽しく観られました。
クラス内でも、「昨日、観た~?」などの会話をあちこちで聞いていた記憶があり、人気でした。
何より旬な女優俳優が多く出演していたので、ドラマの内容だけでなく出演者目当てで観ていた人も沢山いたようです。

何回か再放送はされていますが、2017年現在、DVD化はされていません。

また、当シリーズ終了後、1995年から「ぼくたちの映画シリーズ」が制作されました。
こちらもティーン向けの映画であり、ボクたちのドラマシリーズで放映された「白鳥麗子でございます! 」の映画版も上映されました。

~第1シーズン~

「世にも奇妙な物語」の終了後、当初「if もしも」を放送する予定だったそうですが、制作のための準備が間に合わないため、番組の放送を延期し、木曜夜8時枠を新たにティーンをターゲットにしたドラマ枠を新設したのがこのシリーズです。
特に第1シーズンは、勢いがありました!

男の子と女の子が入れ替わっちゃう!「放課後」

主役は観月ありさ

観月ありさ演じる秋山あずさは、お嬢様育ちの優等生。
いしだ壱成演じる高本浩平と、落電事故がきっかけで身体が入れ替わってしまいます。

浩平は、あずさとは正反対のぶっきらぼうな劣等性タイプの男子高生。

当時、人気絶頂だった観月ありさがガニ股で男言葉を話すという役柄が新鮮で、話題になりました。

いしだ壱成も、中身が清楚で育ちの良い女子高生という難しい役柄を見事演じ切り、世間に演技派俳優の印象を植え付けました。

山中恒の「おれがあいつであいつがおれで」という性転換フィクションものの児童文学が原作です。
当ドラマの主人公が高校生なのに対し、こちらの作品の主人公は小学生です。

原作は…

同性愛的なプラトニックラブを描いた「その時、ハートは盗まれた」

主役は一色紗英

主役をつとめた一色紗英は、当時人気絶頂中でした。
清楚で透明感があり、同性から見てもうっとりするほど綺麗な女優さんでした。

そんな彼女が演じる椎名裕子は、憧れの先輩である木村拓哉演じる片瀬雅人を好きになっただけでなく、内田有紀演じる麻生早紀にも不思議な感情を抱き、惹かれてしまいます。

ミステリアスな同級生を内田有紀が演じました

早紀の母はカメラマンで多忙なため、幼い頃から家を空けがち。
その母のアシスタントをやっていた彫刻家から彫刻を教わっているという、アーティスティックな面も。
一人っ子で母が多忙だということもあってか、自立心が強く一人でなんでも出来る反面、寂しさを内に秘めており、それがアンニュイな印象を与えます。
裕子が泊りに来たときは、寝酒としてワインを飲んだりも。

早紀にキスの経験はあるのかと訊かれた裕子は、「本当に好きな人と、本当に好きな場所で、本当に心が通じ合った時にしたいの」と言うと、突然早紀からキスされるのです。

清純な裕子とは対照的に、早紀は奔放で大人びています。

裕子は、そんな自分とは正反対な早紀に、どんどん惹かれていってしまうのです。

関連する投稿


昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

1972年から2012年までNHKで放送された学園ドラマ「中学生日記」が、昭和100年の節目となる2025年12月に舞台化決定。受験を控えた中学生たちの不器用ながら熱い青春を描いたオリジナル脚本で、主役を小南光司が務める。当時の悩みが令和にどう響くのか、若手からベテランまで総勢25名の俳優陣による熱演に注目が集まります。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

1991年3月にミステリーハンターとして登場されると出演回数8回で、出演回数ランキング33位となるジュリー・ドレフュス さん。2013年出演のドラマ「老舗旅館の女将日記」を最後にメディアで見かけなくなり気になりまとめてみました。


「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

「ひとりでできるもん!」の主人公で3代目まいちゃんの『伊倉愛美』現在は?!

2000年4月から『ひとりでできるもん!』に主人公・今田まい(3代目まいちゃん)役としてレギュラー出演した伊倉愛美さん。現在は結婚されお母さんに・・・。


「ニューモモコ」グランプリに選ばれCM、グラビアで活躍した『古川恵実子』!!!

「ニューモモコ」グランプリに選ばれCM、グラビアで活躍した『古川恵実子』!!!

1992年にニューモモコグランプリに選ばれCM、グラビアで活動されていた古川恵実子さん。2010年3月頃まではラジオDJを担当されていましたが、以降メディアで見かけなくなりました。気になりまとめてみました。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。