「空耳アワード」とは
「空耳アワード」とは、普段はタモリ俱楽部でいろいろなテーマで番組をした後に2~5分だけ放映されるミニコーナー「空耳アワー」の中から、優秀な作品をピックアップし、まとめて「空耳アワーづくし」で構成され、アワードの最優秀作品(グランプリ)を決定する番組です。
しかし、優秀かどうかの判断はすべてスタッフによって決まるため、空耳アワードだけでは、空耳アワーの全体の面白さはわかりません。
今回は、「第2回空耳アワード」にノミネートされなかった作品から、「これは!」と思うものを、個人的に勝手にピックアップしてみました。
【空耳アワードノミネート外の名作】空耳アワー作品【1992年放映分】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
それでは、作品を見ていきたいと思います。
我が輩が 宅麻伸

ん?賀来千香子さんご結婚を知らせるおめでたい新聞。
昔の空耳 その0040 - YouTube

空耳映像。
昔の空耳 その0040 - YouTube
この空耳が何で個人的に好きかというと、原詞が、「WHERE THE HEART-ATTACK MACHINE」らしいのですが、「アタックマシン」の「ア」を抜けば「タックマシン」となり、もろに宅麻伸さんの名前になっているところですね。
「そのまんまじゃないかー」と感動したものです。
しかもそれを高らかに宣言するように、「我が輩が!」と前につくところがさらに笑えます。
昨年(2016年)、ノーベル賞を受賞したボブ・ディランさんの曲というところもまたイイ!。
プー太郎 頑張ってまーす!

就職雑誌を片手にどこへ行くのか若者?。
昔の空耳 その0045 - YouTube

エライ!職安だった!!
昔の空耳 その0045 - YouTube
「プー太郎」という言葉、今は「ニート」などという言葉に変わってしまいましたが、これも懐かしい言葉の一つかな。最近聞きませんねあまり。
なんか就職雑誌を片手にハロワ・・・ではなく「職安」に向かう若者。
こういうやる気のある若者なら採用したいですね(笑)。
ヘヴィーメタルの粘りつくような声で、「プー太郎、ぐわんばってまあーす!」と言っているところがまた頑張りを表現しているようで素晴らしい空耳。
キップを食べてる 大変だ!

都営バスを待つ子供とお母さん。
昔の空耳 その0041 - YouTube

紙のバス回数券!しかも180円!!。
昔の空耳 その0041 - YouTube

あらら、切符を食べちゃってます。
昔の空耳 その0041 - YouTube

「ジャンケーン・ポーン!!」の空耳役者子役の子。
昔の空耳 その0042 - YouTube
1993年春放映【第1回空耳アワード】登場の作品を見る! - Middle Edge(ミドルエッジ)
この作品は空耳もさることながら、「ジャンケーン・ポーン!!」に出てきた男の子が出演していることと、都営バス関連の懐かしい映像が記録されている点が、(超・個人的に)ツボに入ります。
兄が取って食えとサラダもらったぜー。

仲良く本を読む、兄と妹。
昔の空耳 その0047 - YouTube

お母さんが登場。兄を呼びます。
昔の空耳 その0047 - YouTube

おやつが野菜サラダ!?。
昔の空耳 その0047 - YouTube
この作品の好きなところは、「なんでおやつが野菜サラダなんだ?」という、子供の可哀そう感と、しかも野菜サラダ単品で食べるというシュールさがツボにはまりました。
また、詳しくはないのですが、ジプシーキングスの「グレイテスト・ヒッツ」というアルバム(上にご紹介した動画です。)の、まさにドアタマから、「あにーがーあああ!!!」と始まるので、そのドアタマかよ!というポイントがまた衝撃を受けましたね。
空耳アワードにノミネートされなかった名作たち。
空耳アワードに惜しくもノミネートされなかった作品のうち、今回ごく一部をご紹介させていただきましたが、ノミネートされなかった作品は、「パンチ力」が少ないかなという気がします。その分凝った映像の作りというか、「味わい深さがある」と表現したいような作品たちだと思います。
【1993年秋放送】第2回空耳アワードノミネート作品の超・個人的セレクト - Middle Edge(ミドルエッジ)