理想的
私は、90年代からラルクを聴いておりますが、このtetsuさんは聡いです。
聡いしあまつさえ若かりし頃の「hyde」の才能を見抜き、彼とならやれると思い、今のラルクの基礎を作りました。
そのリーダーは、職人気質な部分もあるのか、アーティストとしての矜持でしょうか、番組中に退場をしたこともありました。芯がある方とも言えます。
そうでなければ、今のラルクはなかったと思います。
ラルクファンはご存知でしょうが、そんな安心と信頼のリーダーが、過去にどのような影響を受けたかをまとめます。
リーダーをおさらい

tetsuya(TETSUYA)
信条
tetsuさんは「不細工な奴が歌ったり、演奏しているところを見ると、冷めちゃう(笑)」と自著「哲学」の24pに書きました。
これは、80年代の流行りのファッションと音楽ジャンルであるニューウェーブ、ニューロマンティックブームの洗礼を受けた彼が、あくまで彼の中で「リスナーからお金をいただくプロフェッショナルとはこうあるべきだ」という高いプロ意識からの発言だと容易に推測できます。
彼は、ビジネスマンでありアーティストなのです。
影響された音楽
導入口
ラルクに於いて、彼は、ポップな曲や色鮮やかなファッションをよくしております。
そんな彼は、懐メロの「ビリー・ジョエル」から入ったそうです。ベースがポップなのです。
ニューロマンティック・ブームからの影響
ニューロマンティック・ブームからの影響は、彼の年齢で洋楽を聴いていたら、あってもおかしくないと思います。
その当時のアーティストは、メイクされていてオシャレで、曲も聴きやすいメロディを持っておりました。コマーシャル的な音楽が多い時代ですね。
HM/HRについては・・
今のラルクを聴いてもわかりますが、HM/HRは彼の趣味ではない感じに思えますが・・
青春時代の彼はHM/HRの良さも分かっていたようで、色々聴いていたみたいです。
確かに、彼の「finale」というラルクの曲を聴いたら、影響を受けたんだなと分かります。懐かしい「finale」
これらのHM/HRを聴いてもお分かりだと思いますが、メロディアスでしたり、聴きやすい感じの曲を出してくれるバンドですよね。
モトリー・クルーは懐かしです。以前、埼玉へ来日ライブを見にいきました。
彼らの持ち曲「Live Wire」は格好良かったです。
hydeも自身のバンドで懐かしい「Live Wire」をc/wでカバー収録しておりました。
ギターのkenちゃんと・・
学生の時には、今のラルクのメンバーのkenちゃんとよく遊んでいたようで、kenちゃんがギターをやっていたからかHM/HRのライブもいっていたようです。
マイケル・シェンカーなんて代表格ですよね。
ファッションについて
tetsuさんが、今のファッションをライブやジャケットでされるようになった理由も、音楽からの影響です。
当人曰く、始めの方は、DEAD ENDのMORRIEさんやCRAZY COOL JOEさんからの影響があったそうです。そうなるのも分かります。

MORRIEさん(右)
カッチンさんのツイート: "9月17日(日祝)京都BUZZ 『DEAD連合』Ba:CRAZY "Cool" JOE(DEAD END)/ G:JACK(Gilles de Rais)/ Dr:梅田一哉(nue)/ Vo:子MORRIE「コイツを聴いて死ねーっ!」 https://t.co/mcfruE9U4B"
ラストにtetsuの曲を聴こう!
まとめてみた結果・・
tetsuさんは、幅広くサブカルチャーを吸収して、自分の作品として発表続けてきました。
第一線でこれを、コストも考えながらやるのは怜悧な方だからできることだと思います。
恐らく東大に入るより、エンタメで人々の心を掴み続ける方が断然難しいと思います。
青春時代にいいものを摂れる環境があり、強い信条や矜持がある故に、今の大木のようなラルクがあります。
これからもご活躍を願います。有り難う御座いました。
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