魔法少女漫画最高峰
幼少期、毎週日曜日18:00か18:30ぐらいから、NHK教育テレビが放送してくれていたアニメ版をずっと見ておりました。
当時も「なかよし」で人気なコンテンツで、さすがに「なかよし」は買いませんでしたが、単行本は近所の本屋さんで「なんか…少女漫画だからレジに持っていくのが少し恥ずかしいなあ」と思いながらも買い続けておりました。
NHKが流すレベルのものなので、内容は至って健全というか「悪魔」のような敵が出てこないのがこのシリーズの凄まじいところだとも思います。
現在も自室の本棚には、初版では無いものの古くなったオリジナルの単行本が並んでおります。
木之本桜

「人となり」
人格が良く、心優しいので、誰に対しても分け隔てなく朗らかに接する。
兎に角家族や友人思い。敬愛をする方へは献身的。
殊勝で、思い遣りの精神を忘れない。
周囲からの刺激を苦笑いで受け流せるタフさを持つ。
お兄さんへは思春期だからか結構ラフに接っして、魔法少女に変身した際のパートナー「ケロちゃん(ケルべロス)」とは喧嘩するほど懇意な関係。
身体を動かすスポーツは、特殊なものでなければ大抵こなせる。
当然反射神経を始めとした運動神経は抜群。
裁縫以外の家事全般も得手としている。
特に家庭料理やおやつ作りの腕は良く、実父の職場にお弁当を届ける時もある。
苦手なのは早起き(遅刻しちゃう!というお決まりのシーンが定期的にある)
勉学は好みではない為に授業が無くなると嬉々とする。
それ故に8月31日は、当然パーキンソンの法則が発動しているので奈落を見る。
幽霊も、幼いうちから兄に幽霊ネタでからかわれ続けたのがトラウマになっているからか、非常に恐れているので怪奇現象も怪談も怖い、カード回収が夜の学校だと辛くなる。
木之本家

母・木之本撫子

父・木之本藤隆

兄・木之本桃矢
何故にカードキャプターになったのか?
ファンの方はご存知でしょうが、自宅で不本意にも魔法のカード「クロウカード」が収められていた魔法の本の封印を解除してしまい、収められていたクロウカードが全て飛び散っていったのですよね。
で、そのまま封印の獣「ケルベロス」との契約をする流れでした。

ケロちゃん(封印の獣「ケルベロス」)
クロウカードとは?
「魔術師クロウ・リード」が生成した魔力が込められたカードを「クロウカード」と言います。

クロウカード
「レリーズ!」とは?
闇の力を秘めし「鍵」よ!真の姿を我の前に示せ。
契約のもとさくらが命じる「封印解除(レリーズ!)」
と、封印の鍵の解除をする時の合言葉です。

封印の鍵
その懐かしのシーン
「封印の杖」が売られてる!?
「封印の鍵」の状態から形状が変化した「封印の杖(クロウカード編)」も販売されております。
この作品を好きな子供は欲しがるでしょうね。
大道寺ファッションコレクション

大道寺知世
カードキャプターになった時に、さくらの無二の親友である「大道寺知世」が、折角の魔法少女なのだからと衣装を作ってきます。
もうそれがファッションショーみたいな感じでして、、毎回CLAMPさんも良く考えるなあと思ったものです。
その懐かしの衣装も現実に

ライバルというか仲間というか何というか…

李小狼(リ・シャオラン)
香港からの転校生で登場した小狼。
彼も実は魔力があり「クロウカード」回収のライバルとして競ってましたね。
しかし、ストーリーが進展するにつれ桜と…という展開でした。
今思えば、なんだか小学生という設定らしからぬ大人びた関わり方も桜とあったような気がします。
木之本桜が憧憬する人
基本的に、大道寺のお手製衣装を着ながら、魔法少女を隠しながらやっておりますのが木之本桜です。
小学校高学年の女の子らしい設定も出てきます。
何故好きかという作中の細かい設定はあるのですが、ずっと桜が憧憬しているのが、実兄の同級生で優等生の「月城雪兎」です。
桜が雪兎に励まされたり慰められたする時も定期的にありましたよね。
でも、まさか雪兎が…という展開でした。。

月城雪兎
木之本桜は兎に角にもポジティブ
雪兎や仲間や友人らに励ませれてばかりの木之本桜ではありません。
桜というキャラクターは常にポジティブです。
お決まりの台詞があります。
困難に直面した時には「絶対 だいじょうぶだよ」と乗り切ろうとします。
「絶対 だいじょうふだよ」をどうぞ!
様々な困難の先には…
仲間やライバルと「クロウカード」を全て回収した直後の桜に「クロウカード編」最大の試練
「最後の審判」が待ち受けていましたね。
カードの回収の為「絶対 だいじょうぶだよ」と乗り切り続けてきた桜は、この試練をどう乗り越えたのでしょうか?
「最後の審判」
最後に…
木之本桜というキャラクターの良いところは、優しく健気で快活、勇気と根性が有り、艱難汝を玉にすを字でいくような正統派のヒロイン。またNHKで放送可能な品行方正さ。
キャラの設定も丹下桜さんの声も、愛らしいビジュアルとマッチしていて素晴らしいと思います。
カードキャプターさくらで、CLAMPさんの底力も見たような気がします。
新章もスタート、ファンにとっては2017年からお祭り騒ぎです。
暫く目が離せない作品となるので、年甲斐もなく見ていこうと思います。
ありがとうございました。
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