シュウの後輩にして元陸上部。
みんな大好き幼なじみ系ヒロイン。実はハーレム漫画なのかもしれない。
でも〝そういう作品ではない〟ため後半の彼女のシーンがトラウマになっている人もちらほらいる。
最終兵器彼女道は実は険しいのかもしれない。
アツシ
バトル系漫画というわけでもないので、
〝作中の戦争をきっかけに自衛隊に入隊。だがテツのように活躍できるわけでもなく、おろおろするだけ〟
という人が存在している。それがアツシ。
それでも彼は戦いへ行く。愛するアケミを守りたいから。
かわいそうなアツシ。でも〝男だからどうでもいい〟
けっきょくどういう漫画なのか?
バトル漫画っぽい設定を持っていながらバトル漫画というわけでもなく、戦争漫画というほど戦争シーンが多いわけでもなく、恋愛漫画にしては恋愛以外の要素が多く描かれている。
ファンタジーとして読むにはリアリティと生々しさが強く、リアルな漫画として読むには突拍子もないことが起こる。
そういう一見矛盾した作品というのは案外日常に潜んでいるものだったりもする。
「最終兵器彼女」の整合性はあったりなかったりする。漫画なので。
この手の作品は理解しようとするとたいへんな手間がかかったり専門知識が必要だったりするので、
「ちせかわいい」
「テツかっこいい」
「すごーい」
「うほっ」
ぐらいの知性で読むとちょうど良いという説もある。
「彼女が最終兵器だということ以外はリアルな漫画」
という説明を見かけうまくまとまっているなと感じました。
作者 高橋しん
演出と効果、テーマ、テーマの扱い方、そして〝連載時と単行本で色々と違う〟ことに定評のある人物。
扱っている内容は実は王道。でもその表現方法は――というアーティストタイプ。
SHIN Presents! という個人事務所があり、あとがきなどでプロとしての《能力》を感じさせる。
「最終兵器彼女」は2000年ということもあり漫画のデジタル処理史にも影響を与えているとか。
語り草にされがちなのは良くも悪くも《癖の存在》である。
絵に留まらず設定と展開も独特。
なので読めない人も多いが〝ハマる人はハマる〟
個人的には「きみのカケラ」の存在が大きい。特筆したい。
きみのカケラ
きみのカケラ 1 (少年サンデーコミックス) | 高橋 しん |本 | 通販 | Amazon
5巻の表紙がかなり良い
きみのカケラ 5 (少年サンデーコミックス) | 高橋 しん |本 | 通販 | Amazon
「最終兵器彼女」はわりとすぐ〝性的行為を行う〟というなんとも言えない特徴もある。もはや癖しかない。
絵柄は線が細く少女漫画めいた雰囲気すらあるので〝すごくいけないものを見ている気分〟を発生させることができる。優勝。
さらに先述の「きみのカケラ」は13歳(見た目7、8歳)がヒロインなのにも関わらずテンションが同じ、むしろ脱ぎっぷりはこちらの方が上なため〝ものすごくいけないものを見ている気分〟を発生させることができる。大優勝。
このあたりについて深く考えるとなにやらよろしくない扉が開かれる可能性があるものの、「きみのカケラ」は週刊少年サンデー連載でセーフだったのだからきっとこのぐらいは問題ないのだろういいぞもっとやれ!
こちらも高橋しん作品
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アニメ
実は存在している。
オープニングなのに「登場人物が2人しか出てこない」というかなりキテる属性がある。