PiCNiC(ピクニック)
PiCNiC(ピクニック)
心の病を抱える3人の若者の、施設と外界の境界線である塀の上を渡って世界の終焉を見に行こうとする“探険”を描いたドラマ。
http://movie.walkerplus.com/mv27965/PICNIC<日本バージョン> | 映画-Movie Walker
メインキャスト
ココ を演じるChara(ミュージシャン、女優)。
【名作プレイバック】CHARA×浅野忠信W主演!岩井俊二監督の映画『PiCNiC』を改めて解説 | CinemaGene(シネマジーン)
ツムジを演じる浅野忠信(俳優、音楽家)
サトルを演じる橋爪浩一(ファッションモデル、俳優)
あらすじ(ネタバレあり、未見の方はご注意ください。)
双子の妹を殺してしまったココは、心の病を抱えた人たちが暮らす施設へ入れられた。
そこは心の平穏を取り戻す場所には程遠く、彼女の心は益々閉ざされていく。
ある日、ココはツムジとサトルというふたりの青年と知り合い、施設の塀の上を歩いて渡る“探険”に参加した。塀の向こうへ行こうとしないツムジとサトルを尻目に、ココは「塀の上なら、いいのよ」と、隣の塀へ飛び移る。
ツムジがこれに続き、サトルを残してふたりの塀伝いの探険が始まった。
たどりついた教会の塀の上で美しい賛美歌に耳を澄ませていると、牧師がふたりに声をかけてきた。地球滅亡を願うツムジと、自分が死んだら地球も滅びると信じているココに、牧師は一冊の聖書を渡す。
ココとツムジは施設へ連れ戻されたが、聖書の黙示録を読んだツムジが地球滅亡を予言したことから、サトルも加わった三人は世界の最後を見るために、再び塀伝いの探検に出発する。
途中、ドジな警察官からピストルを奪った三人は、ちょっとしたいき違いからバラバラになり、ひとりぼっちになったサトルは塀から落ちて死んでしまった。
ツムジも教師殺しという忌まわしい過去の幻影に襲われ、降り出した激しい雨に自らの罪を洗い流そうとする。
ココと埠頭へたどりついたツムジは、太陽が爆発して世界が終われば自分も救われると考え、沈む夕陽にピストルの弾を撃ち込んだ。しかし、世界は何も変わらない。
次の瞬間、ココは地球を滅ぼすために、自分の頭に向けて引き金を引いた。