そして、この映画の見所の二人のダンサーの対立やせめぎあいが、素晴らしいダンスシーンとともに見られる。
やがて二人は強い友情で結ばれるそうになる。
ニコライはレニングラードのアメリカ総領事館に駆け込む。レイモンドは拘束されている。
深夜、レイモンドはチャイコ大佐に車で国境に連れて行かれる。
処刑されるのではと息を呑むシーンだ。
しかしそこには、ニコライとダーリャが彼を待っている。(?)
そして、捕虜交換で引き換えにレイモンドは戻される。
ここで、ライオネル・リッチーによる『セイ・ユー、セイ・ミー』が流れる。
一応ハッピーエンド!ストーリーはあまり深く考えないで、シーンを楽しむ映画だ。
『ホワイトナイツ/白夜』動画・ダンスシーンの見どころ
映画『ホワイトナイツ/白夜』の撮影エピソード
グレゴリー・ハインズは撮影に先駆けてレニングラード(サンクトペテルブルク)を訪れている。
しかし、映画『ホワイトナイツ/白夜』はソ連・レニングラード(サンクトペテルブルク)で撮影されたように見えるが、撮影はフィンランドのヘルシンキで行われた。
亡命を扱った映画撮影に冷戦期のソ連が許可を与えるはずもない。
主演ダンサーのミハイル・バリシニコフ自身が映画が発表される10年前に亡命しているためソ連には入国できなかった。
劇場
White Nights - Sol de medianoche - YouTube
撮影はフィンランド、イングランド、スコットランド、ポルトガルで行われた。ソビエト連邦についてはフィンランド記者による観光ビデオ制作という目的で撮影が許可された。
『ホワイトナイツ/白夜』は、ロンドンのセット撮影とヘルシンキの風景、そしてソビエト連邦の観光ビデオで構成されている。
亡命とソ連崩壊
バリシニコフがアメリカに亡命したからこそ、『ホワイトナイツ/白夜』のような80年代のダンサーを記録する映画が制作された。映像にみるその姿は今もこれからも語り継がれる。
映画『ホワイトナイツ/白夜』に使われた音楽と秘話
ローラン・プティは、亡命前のミハイル・バリシニコフのために無償で自分が振り付け作品を提供することを申し出たことがある。しかし、バリシニコフが所属していたキーロフバレエが認めず、拒否されている。芸術の自由は得られなかった。