「Squall」
「Squall」はこの曲です。
凝った演出のほとんどない、モノクロでシンプルなPV作りが、かえって松本英子さんの清楚さを引き立てていますね。
作詞作曲した福山雅治さんも、大ヒットした「HEAVEN」の両A面シングルとして、「Squall」を歌っています。
男性が作詞したのに、歌詞が見事な女子目線で、福山雅治さんの才能に驚くばかりです。
松本英子さんのプロフィール
松本英子 (歌手) - Wikipedia
月9ドラマ「パーフェクトラブ!」の挿入歌
「Squall」は、月9ドラマ「パーフェクトラブ!」の挿入歌です。主演の福山雅治さんが作詞・作曲をしています。
このドラマは、1999年7月5日から9月20日まで放映されました。
主題歌は、GLAYの代表曲のひとつ、「ここではない、どこかへ」です。
「Squall」について
「Squall」は、松本英子さんの2枚目のシングルです。
1999年9月8日にリリースされました。
売り上げは、週間最高ランキング7位、年間88位にランクされました。
1999年9月といえば、いわゆるJ-POP全盛期、モーニング娘。の「LOVEマシーン」など、強烈な曲がたくさんリリースされた中で、88位と、トップ100に入ったのはすごいですね。
総売り上げは25万枚を超えています。
売り上げ実数以上に心に残る理由
作詞は福山雅治さんがしましたが、なんといってもこの曲のインパクトは、「100%女子目線」から見たキュートな歌詞です。
このギャップが、25万枚という売り上げの数以上に、後々まで印象に残る理由でしょう。
Squallの歌詞
松本英子/歌詞:Squall/うたまっぷ歌詞無料検索
歌詞全体は、比較的比喩のない、ストレートな言葉が並んでいます。
それを透明感のある、澄んだストレートな声の持ち主の松本英子さんが歌うことで、
曲のイメージと声がぴったり合って、印象に残る楽曲になったのでしょう。
特に、個人的には、「私 恋をしている」というそのまんまの言葉をサビに持ってきたところが
印象に残りますね。
ご結婚
「ラストチャンス」で有名なSomething ELseのメンバーとご結婚されていたんですね。
Something ELse も、90年代特有のテイストの入った名曲を出したバンドですね。
夫の出身バンド Something ELseの名曲「ラストチャンス」
松本英子さんの今
「Squall」が発表された1999年は、ちょうどそれまでの小室哲哉さんのサウンドが全盛期だった頃から、J-POPシーンが変わる第一歩になった頃のような気がします。
夫の出身となったSomething Elseのサウンドも含め、それ以前とは違ったイメージがします。
時代の転換期にマッチした、まさに「名曲」と呼ぶべき作品だと思います。