パソコンの国内出荷動向(出典:JEITA)

国内出荷台数と平均価格推移
年次 | 出荷台数 | 平均価格 | デスクトップ:ノート |
1990 | 2,066,000台 | 284,000円 | |
1991 | 1,903,000台 | 300,000円 | |
1992 | 1,766,000台 | 280,000円 | |
1993 | 2,382,000台 | 301,000円 | |
1994 | 3,349,000台 | 276,000円 | |
1995 | 5,704,000台 | 244,000円 | この年まではデスクトップのみ |
1996 | 7,192,000台 | 243,000円 | 65:35 |
1997 | 6,851,000台 | 241,000円 | 56:44 |
1998 | 7,538,000台 | 217,000円 | 53:47 |
1999 | 9,941,000台 | 199,000円 | 52:48 |
2000 | 12,102,000台 | 177,000円 | 49:51 |
2001 | 10,686,000台 | 166,000円 | 45:55 |
2002 | 9,840,000台 | 164,000円 | 44:56 |
2003 | 10,783,000台 | 149,000円 | 45:55 |
2004 | 12,075,000台 | 144,000円 | 48:52 |
2005 | 12,860,000台 | 125,000円 | 45:55 |
2006 | 12,089,000台 | 121,000円 | 43:57 |
2007 | 9,301,000台 | 122,000円 | 35:65 |
2008 | 8,792,000台 | 111,000円 | 32:68 |
2009 | 9,518,000台 | 93,000円 | 29:71 |
2010 | 10,438,000台 | 88,000円 | 31:69 |
2011 | 11,277,000台 | 77,000円 | 29:71 |
2012 | 11,152,000台 | 71,000円 | 27:73 |
2013 | 12,109,000台 | 76,000円 | 30:70 |
2014 | 9,187,000台 | 79,000円 | 28:72 |
単純に比較することは出来ないのでしょうが、25年間で4分の1近くまで下がってきました。
もちろんその間、スペックは比較にならないほど向上し続けています。
出荷台数の推移で見る日本のパソコン史

1978年
8ビットパソコン FM-8
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1983年
8ビットパソコンの最盛期。8ビットパソコンの出荷台数がピークに。
この後、ビジネス用途を中心に16ビットパソコンへと転換していくが、8ビットパソコンもホビー用途を中心に1980年代は全盛時代となった。
また、パソコンには含まれていないが8ビットゲーム機ファミリーコンピュータも1983年に登場した。
【1980年代の家庭用ゲーム機】コンピュータゲーム黄金期だった1980年代を年表形式で懐かしく振り返ってみる。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

1985年
8ビットパソコンと16ビットパソコンの出荷台数が逆転。
ビジネス用途を中心に 16ビットパソコンの出荷台数が増加し、8ビットパソコンの出荷台数を追い越した。
ほぼゲーム機と化していたPC9801VM以降シリーズ! - Middle Edge(ミドルエッジ)

ワープロ専用機の出荷台数が急増
日本では、パソコンよりも一足先にワープロ専用機が普及した。
ワープロ専用機の出荷台数は1989年に271万台でピークとなった。この頃まではまだパソコンの出荷台数の方が少なかった。
日本で独自の普及をみたワープロ、大手メーカーがこぞって参入していました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

1990年代初頭
EPSON PCシリーズ - Wikipedia
16ビットパソコンの出荷台数がピークに。32ビットパソコン時代への転換がはじまる。16ビットパソコンとの逆転時期は不明。
注:以後現れる出荷台数は JEITAの統計による。統計に参加していないショップブランドなどの台数が含まれていない点に注意。また、デルの出荷台数は2004年から含まれている。
数多くのプログラマーを育て輩出した【マイコンBASICマガジン】 - Middle Edge(ミドルエッジ)

1991年
日本国内のパソコンの出荷台数が初の減少に。
前年1990年に出荷台数がいったんピークを記録し206万台となった。1991年は190万台に減少し停滞時期となった。翌1992年も減少が続き 176万台。
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1993年〜1996年
日本国内のパソコン出荷台数が急増。前年1992年秋に AT互換機の大手コンパックが日本国内市場に参入し、パソコンのコストパフォーマンスの急上昇がはじまった。
また1993年5月に Windows3.1日本語版が発売され、性能の向上したパソコンとの相乗効果で日本国内でも MS-DOS の時代から Windows 時代への本格的な転換がはじまった。
1993年には日本国内のパソコン出荷台数は 238万台、1994年には 335万台と急増し、Windows95が発売された1995年には 570万台と500万台の大台を突破、1992年の底からわずか3年で約3倍の増加となった。また、出荷金額も1995年には1兆円を突破した。1996年には出荷台数は 753万台にまで増加した。
【Windows 95】日本発売から20年!!1995年11月23日に同時発売された国産パソコンと一緒に振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

1997年〜2000年
1997年は前年までの急増が一段落し出荷台数が 685万台に減少した。その後再び急増に転じ、液晶デスクトップパソコンや14インチ超の大型液晶を搭載したデスクノートパソコンの普及が本格化した2000年には日本国内出荷台数が1,210万台と 1,000万台の大台を突破した。
1996年のピークから約1.7倍の増加である。出荷金額も 2兆円を超えた。また、2000年には初めてノートパソコンがデスクトップパソコンの出荷台数を上回った。以後、ノートパソコンがやや上回る程度でほぼ半々で推移している。
Macbook進化論 - Middle Edge(ミドルエッジ)

2001年〜2005年
パソコンの出荷台数はいったん減少に転じ2002年には1000万台割れとなったが、その後は回復し、2005年度は2000年度に記録した国内出荷台数のピークを上回った。
一方で出荷金額はパソコンの低価格化の流れを受けて減少し、1兆6000億円台から1兆7000億円台で推移している。

2006年〜2010年
パソコンの低価格化が一段と進み、平均販売価格の下落は底が見えず、平均価格の下落とともに、出荷金額も減少している。
この頃よりノートPCの販売割合が増え、ネットブックが大流行した。シェアを失ったデスクトップPCは、大手メーカーの生産縮小やモデル数減少、販売店の販売スペースの縮小や販売からの撤退が進んだ。
また、eMachines・Gateway・シャープ・日立製作所・ソーテック・飯山電機など、メーカーの撤退や買収などの再編が進んだのもこの時期である。
現代は高スペックでスタイリッシュなパソコンが5万円以下で買える時代ですね

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