1988年に発売開始された森永製菓のエアインチョコ『ぬ~ぼ~』
森永はチョコレートの中に多量の空気を含ませて口当たりを軽くしたエアインチョコ『スプーナ』を1986年から発売しており、その技術を活かしてスプーナよりさらに空気を多く含ませた軽い食感のチョコレートをパリッとしたもなかの皮で包んだスナック感覚の菓子『ぬ~ぼ~』を開発した。

森永製菓『ぬ~ぼ~』

森永製菓『スプーナ』
愛らしいキャラクターの『ぬ~ぼ~』の正体は?お化けなの?

謎のキャラクター『ぬ~ぼ~』
お化けなのか、妖精なのか、なんだかわからない正体不明なデザイン。
現在もその正体が何なのか明確には説明されていない。
森永の公式サイトでは、『のんびり純朴でやさしい心を形にしたキャラクター』との説明があり、『みんなが「ぼ~っとしたいなぁ」「リラックスしたいなぁ」などの「ぬ~ぼ~願望」を感じたときに現れる世界に住んでます。』とのこと。
人気を博し、アニメやゲームにもなったキャラクター『ぬ~ぼ~』
開発当初から、製品、キャラクター、周辺グッズなどへのマルチな展開が意図されていたという。
その狙い通り、商品発売後にはアニメ・ゲーム・絵本、またミュージカルの主人公としても活躍した。

ゲームボーイ『ぬ~ぼ~』
『ぬ~ぼ~』シリーズのCMキャラクターをつとめた田代まさし・持田真樹
意外な事実『地獄先生ぬ~べ~』は『地獄先生ぬ~ぼ~』だった。
集英社『週刊少年ジャンプ』で1993年~1999年まで連載され、テレビアニメにもなった人気作品『地獄先生ぬ~べ~』。

読み切り版『地獄先生ぬ~ぼ~』
1996年に販売終了となった森永製菓『ぬ~ぼ~』
アニメやゲームなどにキャラクターが使われるほどの知名度を誇った『ぬ~ぼ~』だったが、次から次へと発売される新商品のお菓子に次第に埋もれ、1996年に販売終了した。
アイス『ぬ~ぼ~コーン』や、『ぬ~ぼ~グミ』などの派生商品も同様に販売を終えている。
森永製菓は同じ内容のチョコレート菓子を『ほわほわチョコ』(1998~2002年)、『くまのプーさんモナカチョコ』(2003~2004年)として販売したがエアインチョコ自体のニーズが無くなったのか、いずれもヒットすることなく短命に終わっている。
商品が無くなってもキャラクターの『ぬ~ぼ~』はバリバリ現役で活躍中
「安全安心、やさしさ、ゆったり」といったコンセプトをもつ『ぬ~ぼ~』は、「人や自然への思いやりの象徴」としていつの時代にも求められる常に新鮮なキャラクターということで、2008年の誕生 20 周年を迎えたのを機に、再登場。
現在キャラクター『ぬ~ぼ~』は株式会社マーランドに管理され、菓子とは独立したキャラクター単体として活躍している。

ぬ〜ぼ〜なこころ│森永製菓

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